悩んでいるときに誰かに話を聞いてもらうと、それだけで悩みが軽くなることもありますね。話を聞いてもらう、そして、その裏返しの話を聞いてあげるという行為は、夫婦関係を良好に保つ上でも、とても大切なことのひとつです。

 

■ 話の聞き方、それで大丈夫?

「自分はパートナーの話はちゃんと聞いてあげている」と思う方に、少し振り返ってみていただきたいのが、その聞き方で相手が本当に満足しているかどうかです。

相手が満足を感じない聞き方のひとつに「自分が聞きたいときに相手に話をさせているだけ」というパターンがあります。
相手が話しかけてきたときにはたいした反応を示さず、自分が聞きたいと思ったときに相手に話をさせているという聞き方では、相手に満足を感じてもらうことはできません。下手をすると、「話をちゃんと聞いてあげている」どころか「この人は全然自分の話を聞いてくれない……」と不満を募らされている可能性すらありです。

時間的に難しいことも多いとは思いますが、相手が話したいときに話を聞いてあげるのが満足感も高まり、理想的です。

 

■ 相手が話を聞ける態勢かをチェック!

逆に、自分が相手に話を聞いてほしいときには、相手が話を聞ける態勢かを確認するようにするのがお勧めです。
話しかけた相手にイヤな顔をされたり、話を流されたりするのは悲しいものです。そんな思いをしないためにも、ちゃんと話を聞いてほしいときには、相手の様子を確認しましょう。

よく分からないときには、「今、ちょっと話してもいい? 後の方がいい?」と聞いてみるのもお勧めです。こちらからすると、テレビを見ているだけとか、ボーっとしているだけのように見える場合でも、相手にとっては、お楽しみのひとときなのかもしれませんし、重要なことを考えているときなのかもしれません。

 

話を聞いてあげるときも、聞いてもらうときも、大切なことは自分の基準だけで考えないことです。相手があってこそのコミュニケーション。相手の様子を確認して、お互いに満足度の高いコミュニケーションを目指したいですね!

[執筆:糸瀬 彩湖(行政書士/夫婦カウンセラー), 2016年3月27日]