筆者の6歳娘は、この春小学校に入学しましたが、密かに恐れていたのが小学校の先生による家庭訪問! 平日の日中に、先生をお招きできる状態にまで部屋をきれいにし、スケジュールが決まるのも直前だと聞いていたので大変プレッシャーに感じていました。ですが、その実態は……? 今回は知られざる家庭訪問事情に迫ります。

 

■ 家庭訪問、実施しない学校も!?

『ベネッセ教育情報サイト』(※)調べによれば、小学校の7~8割、中学校の5~6割は実施している状況です。実は筆者の娘の小学校では、家庭訪問は無く、親が学校に出向く面談のスタイルでした。家庭訪問が行われた時期としては4~5月が9割以上を占め、新しい学年がスタートして、顔合わせの意味合いが強いようです。働いていると保護者会などの会合や行事に出られないケースもあるため、実際、家庭訪問を行うまで先生と面識がなかったとする保護者が3割強に及び、先生を知る良い機会ともいえるでしょう。

 

■ リビングには入らないケースが半数

お掃除をしなくては! と気負いがち。ですが、実施場所としては、リビングまで入るケースと玄関先だけのケースでは半々となっており、必ずしもお部屋の中まで先生をお通しする必要が無い場合もあります。先の調査では、家庭訪問の準備のために大掃除もしくは片付けを行った家庭は全体の7割程度とあり、多くの家庭では準備に手間をかけています。玄関先だけであれば、大掃除までは不要ですので、お子さんの通う学校が例年どんなスタイルをとるのか、先輩ママに聞けるとベストですね。

 

■ スケジュール調整は直前!?

家庭訪問にしろ、個人面談にしろ、働くママの声を筆者が聞いていると、一番キツイのがスケジュール調整。なんといっても入学後の4月以降しばらくたったころに、4月下旬から5月上旬にかけての家庭訪問(個人面談)のご案内が来ますので、調整時間は多くが2週間程度ではないでしょうか。筆者の周囲では、働くママは多くがGW中の谷間の平日を活用していました。準備が大変な割には、その所要時間は、先の調査では5~10分が4割、11~20分が3割強とかなり短い時間となりますので、じっくり先生とお話できるかというとそうでもないのです。

 

とはいえ、この機会を逃すと、先生との対面できるコミュニケーションは保育園とは異なり、非常に少ないのも現実です。小学校入学後は毎年春の恒例行事になりますが、子どもの様子を知る貴重な機会ととらえると良いかもしれません。

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー), 2016年5月29日]

 

【参考】
※1. 『ベネッセ教育情報サイト』「家庭訪問の季節 先生を迎えるための準備は?」2014年4月10日