共働きなのに、夫より妻のほうが家事・育児を多く分担している。共働きが増える中にあっても、このような状況はめずらしくありません。夫との家事・育児分担は働く妻にとって悩ましい問題ですが、最近では家事育児、夫との徹底分担するためのツール続々登場していますので今回はこちらをご紹介します!

 

■ 共働きの家事育児100タスク表

『AERA』2016年5月30日号の特集「共働きをラクにする方法」には、“共働きの家事育児100タスク表”(※1)をもとに、実際に3組のご夫婦が分担状況を記入したものが掲載されています。

同誌では、夫は“朝だけイクメン”になりがちと指摘。筆者の見聞きする範囲でも、保育園の送りはパパが担当するご家庭は非常に増えていると感じます。ですが、夕方以降のお迎え、夕食、お風呂、寝かしつけという担当はママが多いのではないでしょうか。

記入したご夫婦における妻のコメント「夫は言えばやるけど、自分で考えて動けない、気づけない」という意見に象徴されるように、まさに当事者意識の無さが妻の怒りをかっているケースもよく聞くお話です。

 

■ 子どもの年齢別(全11パターン)家事育児の分担リスト

ワーママ・プレワーママの共感サイト『BRAVA(ブラーバ)』では、子どもの年齢別で、お子さんが1人用と2人きょうだい用、全11パターンの家事分担リスト(平日用)が紹介されています(※2)。子どもの年齢が上がると、赤ちゃんの時にはあった「おむつに名前を書く」「ミルクを飲ませる」などのタスクは無くなりますが、成長して髪が伸びてくると、「髪をとかす、乾かす」などのタスクが増えたりしてとてもリアルです。

 

■ 細かい家事・育児ほど積もれば山となる

所要時間はほんの数分だったとしても、それが毎日となると、年間ではかなり大きくなってくるのが家事・育児という仕事の恐ろしいところ。例えば洗濯は、「洗濯機に入れる」「畳む」だけが仕事ではなく、分類したり、干したり、取り込んだり、しまったり……。どこまでやっているかは意外と重要だったりします。「隠れタスク」を妻ばかりが背負い続けないためにも、一度顕在化させてみる意義は大きいでしょう。

 

今回ご紹介したタスク表は各サイトよりフォーマットがダウンロード可能です。一度ご夫婦で分担チェックをしてみると、お互いの隠れた活躍を発見し、大変さに気づけると思いますのでオススメです!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー), 2016年6月18日]

 

【参考】
※1. 『AERA』2016年5月30日号「共働きの家事育児100タスク表」朝日新聞出版
※2. 『BRAVA』「【ダウンロードできる】子どもの年齢別(全11パターン)家事育児分担リスト」2016年5月18日