子どもが小さい時は、子連れで遠出することもなかなか難しく、行動範囲も人間関係も居住地域周辺に限定されがち。環境や行動が閉鎖的になると、ひとつの価値観にとらわれやすくなり、嫉妬心が生じる時もあります。

 

■ キラキラのママ友に嫉妬

よれよれのTシャツに、髪を振り乱しての子育て。保育園に入ることができず、仕事も辞めてキャリアも諦めた。夫も仕事一筋で子育ては私に任せきりで、息抜きの時間すらない。

一方で、若くて美人なママ友は、いつもきれいにお化粧をしてロングヘアをふんわりまとめておしゃれ。夫婦仲もよく、親子で仲良く外出している姿をよく見かける。彼女は自宅でエステサロンを運営し、子育てに仕事にとキラキラしている。

自分自身が疲労困憊していたり、充たされていなかったりする時は、周囲が必要以上に輝いて見えて、嫉妬心を抱く時もあります。隣の芝生は青く見える、と頭でわかっていても心はなかなかついていきませんよね。

 

■ 嫉妬は取扱いを知れば大きな力です

嫉妬はよく炎に例えられますが、炎は自身をも滅ぼす力にもなりますが、使い方次第では大きな力になります。炎に直接触れたらやけどをするけれど、上手に使えば温かいお料理も作れ、暖を取ることもできる。要は使い方次第です。嫉妬の感情も同じです。嫉妬心を抱いて苦しいのは、嫉妬心が醜いものだからではなく、嫉妬心の取扱いを知らないだけなのです。違う言葉で言えば、嫉妬の取扱い説明書を知れば、嫉妬心はあなたの大きな力になるのです。

 

■ いらない感情はないのだから

嫉妬のみならず怒りや憎しみ、それら一見するとネガティブに見える感情は、実はあなたの大きな味方です。怒りや嫉妬心は、活きる活力。嫉妬心の根底にあるエネルギーを押さえこむのではなく、活かす。嫉妬に振り回されるのではなく、あなたが嫉妬の感情を手懐けるのです。

どんな感情もあなたの大切な一部で、いらない感情など存在しないのです。ネガティブな感情との付き合い方法をしれば、人生はとてもシンプルに楽になりますよ。

 

もしあなたが嫉妬心に苛まれているのなら、それは大きなチャンスです。あなたの嫉妬心の根底には大きなエネルギーが秘められています。カウンセリングであなたの可能性を模索してみてもいいでしょう。どんなエネルギーが覚醒するのかとても楽しみですね。

[執筆:久保木 惠子(コーチ), 2016年12月12日]

 

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません