夫婦問題の相談を受けている筆者。嫁姑に関する悩みでは、「義理の両親が良くしてくれるのはわかってるけれど、あまり干渉しないでほしい」と訴える若いママからの相談があります。

 

■ 一人で抱えこむこと自体難しい

過去の自分にも似たような経験があったので、若いママの気持ちは痛いほどわかります。

出産してすぐの頃、筆者も、環境も肉体もすべて変化して大変なはずなのに、一人ですべてやらなければ、と一人で背負い込んでいました。

出産直後の母親は、精神的に不安定な状態です。出産という大事業を終え、ホルモンバランスの崩れから、不安定な精神状態になることが、科学的にも証明されました。そもそも身体も生活も一変するのですから、一人で抱え込むこと自体が難しいことなのです。

筆者が親世代の年齢になったからでしょうか。「もっと親に甘えてみたら」「そんなに一人で頑張りすぎないで」と言いたくなることがままあります。

 

■ はっきり言わないと、相手には伝わらない

主に、しっかり者のママさんに多い傾向にあるのが、悩みや問題が生じたとき、「なんとか一人で解決しなくては」と力んでしまうこと。一人で抱え込むには限界があることもたくさんあります。そんなときは、「助けて」とSOS信号を出してください。人生経験豊富なお姑さんに、もっと甘えて頼ってほしいと思います。

若い人は、目上の人に気を使い、遠慮して、直接的に言わないことがありますが、はっきり言ってもらわないとわからない。気づかないだけ、ということが往々にしてあります。時代とともに、常識や価値観も変わっています。昔とは違う今時の育児方法に関しては、わかりやすく教えてあげてくださいね。

 

■ 周囲を味方につけてもっと幸せに!

嫁姑関係だけでなく、夫婦関係についても、同じことが言えます。「夫婦だから」「配偶者のことは自分にも責任がある」と、一人で抱え込んでいるケースが見られますが、自ら八方塞がりで苦しい状況を生み出す必要はありませんよ。

信頼できる家族がいるとしたら、それだけで幸せことです。一人で抱え込み過ぎずに、周囲に甘えて、もっと幸せになってくださいね!

[執筆:渡辺 里佳(夫婦関係・離婚カウンセラー), 2017年1月24日]

 

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません