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上司とのランチが辛い… あなたならどうする?
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上司とのランチが辛い… あなたならどうする?

「上司が毎日お昼ご飯に誘うので悩んでいます。ずっと一緒の職場なので、お昼ぐらい自由に食べたいのですが、毎日待っていて一緒に出ようとするので断れなくて…」毎日のことなので、意外に大きな問題だったりします。こんな時、あなたならどうしますか?今回はこの悩みについて考えてみましょう。

1. 穏便に理由をつけて断る

1つ目はストレートには言わず、「お金がピンチなので、お弁当を作ってきてるんです。」などと他の理由を伝えて一緒に行かないようにする方法です。一番無難で相手を傷つけない方法かもしれませんが、あなたが本当にお弁当を作る労力と、一緒に食事に行くストレスを秤にかけることになるでしょう。

これでは根本的には解決しないことが多いのではないでしょうか。

2. 我慢する

2つ目は自分が我慢する方法です。やっぱり言いにくいし、上司を傷つけてしまうかもしれない…しかし、あなたはそれで大丈夫ですか?今でさえ、結構大きな問題だ、と感じているのに、ずっと我慢し続けているのではストレスが溜まってしまいます。

もしこの方法を選ぶなら、次のような自分の中での気持ちの切り替えが必要です。

3. 言わないが、自分の中の考え方を変えてみる

上司には言わず、一緒にそのまま食事はしますが、自分の中で様々な方向から見方を変えてみる方法です。

例えば、時間軸で視点を変えてみましょう。
「昼食なんて、1日の中でたった30分程度のことだし、大したことないや。」

今度は上司と話す機会について視点を変えてみましょう。
「自分のように、いつでも必要なときに上司に相談したり、質問できる人もそんなにいないかもしれない。まあ、お昼がいつも一緒なら、聞きたいことはお昼に聞いて、あとの時間は放っておいてもらおう。」

ただ我慢しているよりは、ずっと気持ちも楽になってくるのではないでしょうか。

4. 上司に自分の気持ちを話して提案してみる

最後は、逃げずに話してみる方法です。ストレートに言うのは適切ではありませんが、自分の気持ちをわかってもらうように、こんなふうに伝えるのはどうでしょうか?

「いつも相談に乗っていただいたり、一緒にお食事に行っていただきありがとうございます。ただ、終日事務所にこもっている職場なので、できれば昼食時間に自分の息抜きの時間を持ったり、勉強をしたりしたいのです。週に2,3回ご一緒させていただき、その他は自分で食事に行ってもよろしいでしょうか。」

上司の存在や行動を最初から否定せず、感謝を述べつつ自分の気持ちを話すことで、大抵の上司は理解してくれるでしょう。試してみてはいかがでしょうか。

[執筆:渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント)]

 

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません

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