新年度を迎えるにあたって「自分が今年どんなことを実現したいか」目標を立てる人も多いですよね。今回は、そのような目標を夢物語ではなく、現実にするにはどんなことが役立つのか、効果的な方法をご紹介したいと思います。

 

■ 自分が行動できること、変化できることを目標にする

まず、目標は「自分自身が行動することで変化できること」にする必要があります。「夫にこう変わってほしい」「会社は私の扱いをもっと良くしてほしい」など、他の人や環境を主語にして考えても上手くいきません。あなた自身が動けば実現していけることを目標としてみましょう。

 

■ 現実に起こることのように鮮明に思い描く

次に大切なことは、その「こういうことを実現したい」という目標を実際に起こることのように思い描くことです。具体的なものが何もなければ、あなたがそこに向かっていくことはできません。ですから、あなたの心(つまり脳)で「何が欲しいのか」しっかりイメージすることが必要なのです。

その際にただぼんやりと思うのではなく、本当に現実に起こっているかのように「具体的に映像で見るように」思い描くことがポイントです。あなたは、何年後にどのようになっていたいのでしょうか? 何をどのようにしたいのでしょうか? その目標が実現した、と分かるのは、何が見えて、何が聞こえて、自分がどのように感じていると実感できるでしょうか? 充分にイメージを鮮明にしてみてください。

例えば「幸せになっていたい」ではちょっと漠然としています。もっと、「幸せになる」というのは、どんなことが上手く行っているときで、何が目に見えていたり、どんな人の言葉や周りの音、自分の心の中の声が聞こえたりしているときでしょうか? しっかりと具体的にイメージすることが重要です。言葉や絵でノートに書いておくのもよいですね。

 

■ 自分には「できる」と意識する

このように考えた時、あなたの中には「うん、それはできるな」という思いが浮かびますか? それとも「いや~そう言っても難しいなあ」という思いが出てくるでしょうか。

もし、「難しいなあ」のほうが思い浮かぶ人は、その思い込みがあなたの足を引っ張っている怖れがあります。「でも、自分は今までもこんなふうにやれてることもあるよね」「行動さえすればできるよね」と実現できる、やれる、という意識を頭の中に置きましょう。少しずつだったら行動すれば進んでいけるのではないでしょうか? 「できない」という思い込みは外してイメージした内容に向かって実行していきましょう。そうすれば確実に目標は実現していけるのです。

[執筆:渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント), 2017年4月3日]

 

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません