2016年4月に発生した熊本地震において、ストレスや栄養不足で母乳が止まりがちになることが報道されました(※1)。震災時は自身の安全を確保することで精一杯です。そんな中、自分のことのみならず、赤ちゃんのことも守らなくてはならないママにとって、震災は大きな負担になることは容易に想像できます。

実は災害時だけではなく、母乳が突然でなくなることは珍しいことではないのです。母乳が止まる原因としてあげられるのは、ストレスや栄養不足以外に、血行不良や睡眠不足等もあげられます。筆者も母乳が突然に止まり、途方にくれたこともありました。

 

■ 突然母乳が出なくなる

順調に母乳育児が進んでいたのに、突然母乳が出なくなった。赤ちゃんは空腹なのか、授乳をしても泣き止まず寝てくれない。そんな赤ちゃんを見るのは、母親として辛いものです。「もう母乳はでないの?」「どうしたらいいの?」「何が原因なの?」と不安や焦燥感に支配され、1人で悩み、負のスパイラルに陥るママも少なくはないのです。

 

■ ストレスを抱きしめてあげよう

母乳が止まったら、母乳外来でマッサージをしたり、助産師さんに相談したり、1人で抱え込まずに相談に行きましょう。そして、母乳が出ないストレスもケアをしていきましょう。赤ちゃんは抱っこが大好きです。ママに抱っこされて安心する赤ちゃんの様に、あなたのストレスも抱っこしてあげましょう。ストレスもきっと安心して心地よくなるはずです。そんな風にストレスを安心に変換できたらいいですよね。カウンセラーに話をして、ストレスを軽減するのもお勧めです。

 

■ 母乳が止まることが大きなストレスに

「母乳がダメならミルクに切り替えればいい」

確かにその通りなのですが、突然に母乳が止まること自体に大きなショックを受けているママもいるのです。「突然のことでびっくりしたね」と、まずは、そのストレスに寄り添ってもらえるだけで、大きな安心感に包まれるものです。安心感で満たされて始めて、次のステップに進むことができるるのですから。

いかがですか?筆者も母乳が出なくなり、混乱した時期もありましたが、ストレスケアを行い、無事に出る様になりました。心にちょっと隙間を作ると余裕も笑顔も戻ってきます、ストレスが安心に変換されたらきっとまた母乳も出るようになるはずです。

[執筆:久保木 惠子(コーチ), 2017年4月7日]

 

【参考】
※1. 【熊本地震】被災して母乳が止まるママ 助産師が支援を呼びかけている(BUZZ FEED、2016.4.16)

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません