初めて会う方とのコミュニケーションの際、自分はどう見られているのでしょうか。また、どう見られたいのでしょうか。SNSなどを活用している方にとっては、まだ会ったこともない方からも自分のことを見られています。そのような方との初対面の際、何と言われたいですか。

 
◼︎ 人は4つの窓を持っている

自己分析をするときに使われることが多い「ジョハリの窓」(※1)によると、他人とのコミュニケーションをする際に、人は4つの窓を持っていると言われています。

1. 開放の窓(自分は分かっている、他人も分かっている)
2. 盲点の窓(自分は気づいていない、他人から見られている)
3. 秘密の窓(自分は分かっている、他人は知らない)
4. 未知の窓(自分も、他人も知らない)

facebookをはじめとするSNSの普及により、顔写真や思いなどを自由に発信できる現代においては、第1印象ならぬ、直接会う前の第0印象を大切にしよう、ということも言われています。

皆さんも日常のなかで、「あの人どこかで見たことあるような気がする。そうだ、ネット上のあのサイトだ」という経験はありませんか。上記の「2. 盲点の窓」のように、自分が発する情報や言葉使いで、他人からは本来の自分とは違う印象で見られてしまうこともあります。

 
◼︎ 会う前と実際会ったときの印象を近づける

第0印象(実際に会う前)と、第1印象(実際に会った時)に良い意味でのギャップを与えることは、その後の関係を良い方向に導いてくれますが、反対である場合は深い溝ができることがあります。

前者を期待してブランディングする方法を取る方もいらっしゃるかもしれませんが、印象の受け方は相手次第なので、どう展開するかは未知です。

そう考えると、やはりギャップが少ない方が信頼関係やコミュニケーションとしては望ましいと言えます。「会う前からきちんとしている方だと思っていたけど、実際お会いしてみてやっぱりそうだった」という方が、信頼関係がぐっと増します。ネット上や誌面、公に出ることが多い方は、ぜひ意識してみましょう。

[執筆:久保田 一美(キャリアカウンセラー), 2017年4月5日]

 

【参考】
※1. ジョハリの窓(日本の人事部 2015.8.31)

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません