筆者は働く女性のキャリアカウンセリングを受けるなかで、企業で働く方だけでなく、起業をする方からの相談もお受けしています。起業したての多くの女性に見られる傾向として、SNSや、ネット上においての発信に、ためらいがあるということ。起業したてのときは、ネット上での情報をとにかく増やした方が良いのでしょうか? 今回はそのステップについて考えたいと思います。

 

◼︎ ネット上での情報発信の前に大切なステップ

起業とともにWebサイトを作ったり、ブログを始めたり、自分のプロフィールや、過去の経歴、現在の業績などを発信することは、人によっては勇気がいることかもしれません。ましてネット上では、世界中からアクセスできるわけですから、誰からも見られる環境にさらされる訳です。

ブログには自分の思いも自由に書くこともできますし、Webサイト上ではご自身のビジネスとなる商品・サービスを提示することもできます。

しかし、それがやりたくないことであったら、無理にすることはありません。もしやったとしても、きっと気持ちとしてギャップが生まれ、いつか疲弊してしまう時がくるでしょう。そのような情報発信よりも前に、大切なステップがあります。

 

◼︎ まずは小さな実績を積んでからで良いのです

ネット上での情報発信にためらいがある。そんな女性起業家にも多く出会ってきましたし、相談にも乗ってきましたが、それこそが「女性らしさ」と思っています。

そして、情報開示をネット上に無理をすることなく、まずは目の前の仕事を1つ1つ丁寧に、全力で行っている方々が、やがて花を咲かせていると感じています。そうすることで、自分に自信を持つことができ、その段階でネット上に発信できるようになる方もいるのです。

起業をしたらまずはWebサイトを作るために、数十万円かけて作成してしまう方もいらっしゃるのですが、現在は無料のツールでも簡易版のサイトを作成することも可能です。

ためらいがなくなり、気持ちとのギャップがなくなったときに、自信を持って発信していきましょう。そうすることで、思いもよらない方から、また新しい仕事へのお声がけが生まれることがあります。

[執筆:久保田 一美(キャリアカウンセラー) , 2017年5月16日]

 

【参考】
※  執筆者:久保田一美について。女性専用のカウンセリングサービス『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できること、匿名で話せること、当日予約できるボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちのキャリア設計や働き方、ワークライフバランスの相談にのっている。