本番、この時期は、幼稚園や保育園では運動会、学芸会など行事が目白押しですね。祖父母が近郊に住んでいるのであれば、招待する人もいるでしょう。孫の成長を見てもらうには絶好の機会です。

しかし、ここで問題が……。母親との関係がぎくしゃくしていて距離を置きたい娘さんとしては、子供の行事とはいえ呼びたくないのが本音です。なるべくなら、母親に連絡したくないし、まして顔を合わせるのも嫌という場合には、どうしたらいいのでしょうか。そうはいっても、子供は無邪気に「おじいちゃん、おばあちゃんは運動会に来てくれるの?」と聞いてくることも。また、夫側の両親は呼んで実母は呼ばないというのも不自然です。

この時期、母娘関係改善カウンセラーの筆者のところには、こうしたお悩みの相談が多く寄せられます。

 

■ 子供の希望を一番に考えて

母親との確執がある娘さんの悩みとして、実母と子供との関係をどうするかという問題はかなり切実です。自分は母親とは関わり合いを持たないと決めても、子供にとっては、おばあちゃんの存在は大切。まして、「運動会にはおばあちゃんに来てほしい」と子供が希望するならば、その願いを叶えてやりたいと思うでしょう。それでも実母の顔は見たくないし、話をすればどうせ喧嘩になるのだから……と板挟みになった気分です。

しかし、ここはやはり子供さんの気持ちを優先させてあげたいですよね。せっかく、はりきっておばあちゃんに見てもらいたい子供の願いがあるのに、自分の「会いたくない」気持ちを優先するのも気が引けるでしょう。

 

■ 実母と1対1にならないことで衝突を回避

対策としては、行事の参加メンバーをできるだけ多くして、なるべく実母と1対1にならないようにするのはいかがでしょうか? 夫、義父母、自分の姉妹なども呼んで、お弁当は賑やかに。お姑さんも来ているならば、母親もおしゃべりに気を遣い、娘と話している暇はないでしょう。

いずれにせよ、子供が成長すれば行事に祖父母を招待するのは確実に減ります。今のうちだけと腹をくくり、顔を合わせても実母には子供とおしゃべりさせる。そうするうちに、行事などあっという間に終わりますよ。

[執筆:横山 真香(母娘関係改善カウンセラー), 2017年10月3日]

 

【参考】
※執筆者:横山 真香(母娘関係改善カウンセラー)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちから寄せられる母娘関係の相談にのっている。
※「母娘関係を改善!母へのモヤモヤ、原因と改善セッション」-横山真香(母娘関係改善カウンセラー)

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません