いま、非常に注目されている“マインドフルネス”という手法をご存知ですか? Google社が独自のマインドフルネスのプログラムを開発し、自社で取り入れたこともあって、急速に注目され様々なメディアでも多く紹介されるようになりました。今回は、この効果的な方法について紹介します。

 

■1.マインドフルネスとは何か?

マインドフルネスとは、1980年代頃からアメリカの医学者ジョン・カバット・ジンによって研究が進められてきました。精神がその場に集中し、自分の今の体験に意識を向け、今のあるがままを受け入れる状態と、そういう状態に入るための方法の両方を指します。もともとは仏教の禅の教えにヒントを得ていますが、今では宗教とは別のものです。

 

■2.マインドフルネスはどんなことに役立つの?

現代社会の人間は、通信網の発達により、あらゆる情報がどんどん移り変わって自分の中に入ってくる環境に置かれており、数十年前よりも「今ここに集中できる」時間が非常に少ないという研究結果が出ています。マインドフルネスの手法を継続して行うことによって、要らない雑念を一時遮断し、リラックスした集中する状態を作り出すことができるため、モチベーションアップの方法として企業の能力開発などにも取り入れられるようになってきました。

また、心臓病や癌など病気やストレスの軽減にも効果があり、副作用がほとんどないとのことで、多くの療法にもプラスされるようになってきています。身体の痛みや不調がある方にもお勧めです。

 

■3.マインドフルネスはどのように行うの?

では、マインドフルネスはどのように行うとよいのでしょうか。一番有名なのは、瞑想をしていくというもの。ですが、それ以外にも「マインドフル」な脳の状態を作り出すために、様々な方法が開発されています。下記の方法は初心者でも行いやすいやり方です。

  • 1.  リラックスした状態で両足をしっかり床につけて座り、背筋を伸ばします。
  • 2. 大きく「1,2,3,4」と数えながら息を吸い、8つ数えながら息を吐きます。
  • 3. 呼吸することに意識を集中します。あなたの息が鼻のどのあたりを通っていくのか、吐くときにどのあたりを息が通っていくのかだけに意識を集中しましょう。
  • 4. いろいろな考えや雑念が浮かんできては消えるかもしれませんが、それはそのまま流すように受け入れ、呼吸に意識をしましょう。
  • 5. 20回この深呼吸を数えます。

 

いかがでしたか? 「瞑想」と難しく考えずに、ただ呼吸に集中してみればよいので、初めての人にもお勧めです。毎日この時間を作っていくと、身体や心にプラスの影響が起こってきますので、ぜひ試してみてください。

[執筆:渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント), 2017年11月16日]

 

【参考】
※執筆者:渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちの転職や仕事の相談にのっている。

「何度も転職してきた女性が、適職に気づき自信を持てるカウンセリング」– 渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント)

セッション「「他人軸」から「自分軸」へ、夢も仕事もうまくいくマインドフルネス入門!」-吉田和音

※写真:wavebreakmedia / PIXTA、本文とは関係ありません