仕事と子育てを両立するワーキングマザーは子育て世帯の大多数を占めています。平成28年の厚生労働省による国民生活基礎調査では、児童のいる世帯のうち母親が仕事をしている世帯は67.2%となっています(※1)。

仕事に育児に家事に、日々忙殺されているワーキングマザーは多いのではないでしょうか。忙しい中でも心にゆとりを持てたらいいですよね。そこで、暮らしの中に「宇宙貯金」の考えを取り入れてみるのはいかがでしょう?

 

■ 宇宙貯金とは…幸せを実感するための考え

カウンセラーのおぐち恵子さんの著書『幸せを運ぶ宇宙貯金の法則』(※2)では、幸せを実感するための思考として「宇宙貯金」という考え方を紹介しています。私たちの日々の発言や行動により「宇宙貯金」の額が増減し、額が少ないと幸せの実感値も下がるというものです。

「宇宙」という文字だけ見ると、一見スピリチュアルな印象を受けますが、どうすればイライラせずに済むか、どうすれば楽しく子育てをできるかなど、実生活で余裕をもつためのノウハウとも言い換えられます。

 

■ 幸せを実感するためにはどうすればよいか…例えば電車が遅れた時

著者のおぐちさんも、子育てをしながら会社員として働いていたことから、ワーキングマザーが共感を覚えるTipsを本の中で多数紹介しています。

たとえば、乗る予定だった電車が遅れている時。ただ状況にだけ目を向けていてはイライラが募り、心の余裕は生まれません。そこで「今日は遅れたけれど普段は時間通りに来ている。正確に電車がくることは幸せなことだ」と思考を巡らせてみてはどうでしょうか。日常の一コマが違った景色に見えてくるはずです。幸せを実感できる思考(=宇宙貯金が貯まる思考)がどちらなのかは想像に難くありません。

 

■ 忙しいワーキングマザーだからこそゆとりは大切

本の中でワーキングマザーへのメッセージとして、毎日10分だけでも自分のための時間を作ることを推奨しています。例えば「走って帰りたい気持ちを抑え、帰り道に数分間だけ綺麗なお花を眺めてみる」些細なことかもしれませんが、その僅かなゆとりが幸せの実感へと繋がっていくそうです。

法改正等は進んでいるものの、ワーキングマザーを取り巻く環境にはまだまだ課題がつきものです。忙しい中でもどうやってゆとりを持ち幸せを実感するのか、「宇宙貯金」のような自分なりのルールを探してみるのはいかがでしょうか?

[執筆:ノーツマルシェ編集部]

 

【参考】
※1. 厚生労働省「世帯数と世帯人員の状況」
※2. おぐち恵子(2017)「幸せを運ぶ宇宙貯金の法則~何となく上手くいかない生き方をリセット出来る3つの方法~」Amazon Services International, Inc.
おぐち恵子さんについて:カウンセラー/アドバイザー。女性専用カウンセリングサービス『ボイスマルシェ』にて、全国の女性たちからの相談にのっている。

※写真:HAteruma / PIXTA、本文とは関係ありません