子どもを預ける時に真っ先に思い浮かぶのが保育所。しかし、認可保育所は申し込みが多数あった場合は入園できないこともしばしばあります。また、認可保育所などは4月に集中して入園になるため、うっかりしていると預け先に申し込みができなくなっていた…なんてことも。
保育所に入れなかった場合、どこに預けられるのか考えてしまう方もいらっしゃることでしょう。

 

■保育ママとは?

意外と知られていない保育サービスのひとつに、保育ママというものがあります。
正確には家庭保育事業といい、通称は保育ママと呼ばれています。保育ママになるには区市町村の認定を受ける必要があり、市区町村による認定に際しては、年齢、一定の資格(子育て経験、保育士、教員、助産師、保健師、看護師など)、特定の研修修了等の要件を満たす必要があります。認定を受けた保育ママが自宅において家庭的な環境の中で保育をします。

1人の家庭的保育者が預かることができるのは3人以内という決まりがありますが、補助者を雇用した場合は5人まで預かることもできます。また、保育料や給食、お休みなどは市区町村や保育ママによって異なります。契約は保育ママとの直接契約になることがほとんどですので、役所に申し込むのではなく、保育ママさんへ申し込むことになります。保育時間は一日8時間が原則となるため、8時間を超える場合は延長料金が発生します。

 

■保育ママのメリット・デメリット

保育ママのメリットとしては少人数での保育となるため、きめ細やかなサービスを受けられます。保育所ほど病気の移しあいが発生しない等、小規模ならではのメリットがあげられます。

デメリットとしては、保育ママと親との相性の問題があります。預けてみたらあまり合わなかったという場合はどうすることもできなくなり、やめざるを得ないことも。また、お弁当持参の場合は、毎日お弁当を作るというひと手間が発生します。中にはおやつ持参のところもあるため、毎日の用意を負担に思う方も多いようです。そして、保育ママには有給があるため、平日のお休みが発生します。ひとりで子どもの世話をしている保育ママは、他に交代する人がいないため、平日にお休みを取ることがあったり、お盆休みがあったりします。

保育ママがお休みの間、親が仕事を休めるのであれば問題ないでしょう。ただ、もしそれが難しい場合は、シッターさんをお願いしたり、祖父母にお願いする等、何らかの調整が発生することになります。

 

こうして見ていくと、デメリットが大きそうに感じる保育ママですが、きめ細やかな小規模保育という面では魅力的な預け先でもあります。保育サービスの一つとして、保育ママさんも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

 

【参考】

東京都福祉保健局

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