仕事、恋愛、家庭に育児、両親の介護…。様々な顔を持つ現代女性は、自分を活かせる場が増えた分、ストレスや疲れを感じやすくなっているとも言えます。心のモヤモヤを解消する方法は人それぞれあると思いますが、たとえば「涙を流す」ことはとても有効な方法であると言われています。

 

■泣くことは、カラダにいい!

副交感神経を優位にさせ、ストレスホルモンを抑えてくれるため、病気に強くなります。実は、リラックス状態というのは、脳の神経が興奮状態になっている時に起こるもの。涙を流すことで副交感神経が興奮状態となり、リラックス効果が高まると言われています。

また、ストレスフルになっている時は、呼吸が浅くなっているもの。泣くことで呼吸を整え、深く息を吸ったり吐いたりできるようになるそうです。筋肉をゆるめ、緊張をほぐす効果もあるなど、泣くという行為は、心身をいたわるのにとても良いとされています。

 

■週末、“おひとり泣き”をする女性が増えている!?

女ゴコロプロジェクト事務局が調査した「2012 女性の涙の実態調査」によると、ストレス解消のために週末、自宅でひとり涙する“おひとり泣き”をしている女性が多いことが分かりました。回答者のうち、約5割の女性が「1ヶ月に1回以上は涙を流したい」と回答。「週末(79.3%)」「ひとりで(97.8%)」「自分の部屋で(74.7%)」「就寝前のリラックスタイムに(81.4%)」泣きたいという回答が最も多く見られました。

どんなときに泣きたいかという質問については、「我慢が続いた時(40.2%)」「なにもかもうまくいかなかったとき(38.3%)」「ストレス解消したい時(36.6%)」という回答が多く、抱え込んでしまった感情を洗い流すために涙を流す人が多いことが分かります。

 

■“涙活”で、しなやかな女性になろう!

パートナーや家族、友人などに愚痴をぶつけるより、ひとりで涙を流すことで気持ちを消化したい。大人の女性のそんな気持ちが、このデータから読み取れる気がします。感動的な映画やドラマ、心に響く音楽や本などで、意識的に涙を流す機会を持つと良さそうです。

ただ、一方で、素直に泣けない女性も増えています。毎日、真面目に物事と向き合うあまり、本来持っている豊かな感性を知らないうちに閉じ込めてしまっている女性も多いようです。

そこで最近は、意識的に泣く機会を作る「涙活(るいかつ)」が注目されつつあります。離婚式プランナーの寺井広樹氏が提唱しているもので、見知らぬ人同士が集まり、映画等を見て涙を流すイベントを開催。女性だけでなく、男性の参加者も多いといいます。涙を共有しながら、日々の緊張から自分を解放する。そんな時間も、時には必要かもしれませんね。

 

男女関係などで「涙は女の武器」などと表現されることがありますが、現代女性にとってこのフレーズは、むしろ自分自身を救い、愛するというニュアンスの方がピンと来るかもしれません。新たな環境で知らぬ間に抱えてしまっているストレスを、この週末、涙とともに解き放ってみてはいかがでしょうか。

 

【参考】

NAVERまとめ「涙を流すことで得られる体のリラックス効果がすごい」

ウォーカープラス「週末にひとり部屋で泣く”おひとり泣き女子”が急増中?

2013年2月27日 日本経済新聞「男性ビジネスパーソンも号泣 「涙活」イベントに潜入」