あなたは外向的な性格ですか、それとも内向的な性格ですか?

この問いにドキッとしたあなたは、きっと内向的な方だと思います。友人は多いほうがいいとか、社交的であれ……そんな世間のプレッシャーにより、処世術として、意図的に外向的な性格を演じている人も少なくないとか。TEDで「内向的な人が秘めている力」という講演をおこなったスーザン・ケイン(※1)は「内向的な人に対する隠れた偏見が存在するせいで、才能やエネルギーや幸せが浪費されてしまっている」といいます。内向的な人がもつ才能とは、どのようなことなのでしょうか?

 

■内向的な人が持つ3つの才能

世界最大の投資家ウォーレン・バフェット、ビル・ゲイツ、グーグルCEOのラリー・ペイジ――。彼らは、内向的な著名人の一例です。Bryan Walshのコラム(※2)をもとに、内向的な人の代表的な才能は、次の3つに集約されます。

  • リスク回避能力(例えば金融関連でのリスク察知により、投資成果を出せる)
  • 一人で勉強や練習に打ち込める集中力
  • 他人の話を聞く能力

リスクを見極め、長期的戦略を考え、社内に気配りして社員の話に耳を傾けることができる。これはまさに経営者の能力。実は、米国の企業役員の40%は内向的な性格なのだそうです。
一部の著名人や経営者に限らず、音楽家やスポーツ選手、チェスの名人などについても、単独で集中して練習に取り組めるために、内向的な人の方が、ずば抜けた技術体得につながりやすいのだとか。

 

■「内気」と「内向的」は違う

上述Bryan Walshのコラムでは、「内気」と「内向的」の違いについても言及しています。「内気」は不安感によるもので、恐怖心が強いために、非社交的だったり行動抑制がある特徴のこと。「内向的」は、単に一人が好きなので社交の場が好きじゃないだけ。ちなみに「外向的」は、大人数に囲まれている状態が好きな人たちです。

 

日本でも、おとなしい子どもに対して「お友達と遊びなさい」「もっと社交的に」と大人たちが心配する場面を見かけることがあります。でも単に、その子は内向的なだけかもしれません。内向型人間の良さにも目を向けて、その人らしい才能を活かして羽ばたけるといいですね!

 

【参考】

※1)TEDスーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」

※2)『COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年5月号』講談社,pp96-99「人付き合いの悪い「あの人」の秘密」Bryan Walsh

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