男性が女性を「魅力的だ」と言う場合、ほとんどが外見の部分であることが多く、女性が男性を「魅力的だ」という時はその限りではないことは、様々なアンケートや調査からも傾向がはっきりしています。ところで、この男性の女性に対する外見的好み。実はものすごく緻密に数値化されていたことを、ご存知ですか?

 

■ 女性の外見的魅力は、数値化されていた!

男性が女性を魅力的と感じる外見要因。男性が重視している女性の外見要因のひとつに「腰のくびれ」があります。

人類学者バーナビーディクソン博士の研究によると、男性が一番魅力的に感じる女性のウェストとヒップの黄金比率は7対10。この比率、実は女性の健康と深い相関関係がありました。この比率から離れれば離れるほど、女性は病気にかかりやすくなり、妊娠力にも深い関係があることがわかっています。ヒップに対するウェストの比率が10分の1ずつ上がる(くびれが少なくなる)毎に、妊娠の確率がなんと30%ずつ減っていくといいます。更には、くびれている女性ほど頭が良いという研究結果まで出ており、たかだか「くびれ」と思っていましたが、この「くびれ」に女性の総合評価がぐっと詰まっていることに仰天しました。

 

■ 「くびれ」が女性を健康で妊娠しやすく、頭も良くする理由

しかしなぜ黄金比率をもった女性は、健康で妊娠しやすく頭もいいのでしょうか?

それを説明するのは、腹部につく脂肪とヒップにつく脂肪の違いにあるといいます。ヒップにつく脂肪は、子宮内の胎児の脳の発達に必要な脂肪(オメガ3脂肪酸)の含有率が高く、腹部につく脂肪は、糖尿病や心臓病のリスクを高めるといわれる脂肪(オメガ6脂肪酸)含有率が高いからなのだそうです。

くびれた女性が賢いのは、同じ「くびれ」遺伝子をもつ「くびれた母親」の体内で沢山オメガ3脂肪酸を受け取り、脳が発達したからだと考えられています。

 

たかだか「くびれ」と思っていましたが、女性にとって「くびれていること」は、恋愛・結婚における市場競争力を高め、更に妊娠、産まれた子供の頭の良さなどにも優位に働き、自分自身が賢く、病気のリスクが低いということだったのです。

「くびれ」をつくったら不妊症が解消されたという都市伝説すら、やや真実味を帯びてきました。筆者も黄金比率に近づけるべく、ウェスト引き締め運動に励みたいと思います。

[執筆:マキコ・アサエダ(産後ライフプランナー)]

 

【参考】
Roger Dobson and Roger Waite『Sunday Times』「Curvy women are cleverer too」(2007年11月11日)