働く母、いわゆるワーキングマザー(以下、ワーママ)がなにかと話題となった2013年ですが、今一つワーママの本当の気持ちは周囲の人に理解されていないような気がしています。そこで仕事でもプライベートでも、日々ワーママの方々に接する筆者から見たワーママの気持ちを、テーマ別にご紹介します! 働きながらの子育てに、パートナーであるダンナ様の協力は欠かせません。今回は「パートナー編」です。

 

■ 産後クライシスは本当にある?

先日、筆者のセミナーでプレママさんからすでにお子さんのいるワーママさん向けに「産後クライシスがメディアで騒がれているけれど本当にありますか?」という質問が出ました。するとワーママの皆さんは顔を見合わせ苦笑。ご意見をうかがっていくと、「触られるのもイヤ! などという極端な話は聞かないけれど、産後の3ヵ月間くらいは大変過ぎて記憶が無いくらいなので、ダンナにかまっている余裕が無い」というのが総論でした。出産直後の育児は大変なのが当たり前なので、それをご存知ないと“クライシス”になってしまうのかもしれませんね。

 

■ イクメン・カジメンは多い?

共働きでの子育てでは、ダンナ様もかなり家事・育児を分担しないと家がまわりません。しかし現実にはその多くを女性側が担っているようです。それを象徴するケースが、「ダンナは好きな日に思い切り残業したり、飲み会に行くけれど、妻がそれをしたい時はアポイントが必要」というお話。仕事の後のお迎えから夕食・お風呂入れなどの育児をママが主担当となっている家庭が多いため、夜の時間を使いたい時は事前アポの必要があるのが不平等! との声がきかれます。何も予定がなくても月1回はママの自由な夜を設けるなど、工夫してパパも巻き込みましょう!

 

■ 向き合う時間が少ない

筆者の研修で、ワーキングマザーのタイムマネジメントを取り上げることがありますが、24時間の時間割を記入いただき皆さんでディスカッションしていると、子ども向き合う時間はなんとか作れても、ダンナ様と向き合う時間が無い方がほとんど。かくいう筆者宅も平日は朝、15分程度一緒に過ごせればいいほうで、あとはメールやSNSで会話です。意識して時間を作ってコミュニケーションをとらないと本当に会話は減ります! しかし、ずっと一緒よりも新鮮でいいという方も。また、貴重な会話時間なので、内容を絞ってしっかり話せるなどいい面もあります。考え方次第ですね!

 

ワーママの一番の協力者であり理解者であるパートナーの存在。セミナーや研修でも夫婦一緒に受けられるものへのニーズが出てきました。今後はママばかりがレクチャーを受けるのではなく、夫婦というチーム作りがテーマになるかもしれません。良いチームワークを発揮したいものですね!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー) ]