今年も残りわずか。皆さん、来年の手帳はもう決まっていますか? アナログ派の筆者は、いつも12月初旬に新しい手帳に切り替えます。紙の手帳の良い点は、スケジュールやTO DOが俯瞰しやすく、余白を利用したアレンジがきくこと。一方で、様式的に「数年単位の計画」や「前年同月時点との比較」がほとんどできないのが難点です。

 

■ 家計管理には、長期計画が重要!

複数年を一目で見渡す行為は、仕事のみならず、家計管理にとても重要です。

なぜなら、家計管理は毎日のお金の流れの確認だけで完結するものではなく、皆さんそれぞれに思い描いたライフイベント、マネープランあってのものだからです。例えば「来年の住宅ローンの繰上返済はいくらできる?」「3年後の長男の私立進学、これで費用は間に合うかしら?」など長期の資金収支を予測し、足りなければ毎月の支出を見直すことになります。つい面倒で手が止まりがちな家計管理。どうせなら一つの手帳で管理したいと思いませんか?

そこで、皆さんのお気に入りの手帳に付け加えてもらいたい2つの表をご紹介します。エクセルなど表計算ソフトが使える方はソフトで作成しても良いですし、手書きで都度考えながら、その年の気分でカラフルに仕上げるのもアリ。使いやすいようアレンジしてお試しあれ!

 

■ 表その1. 家族全員のライフイベント表

【一行目:年次】

「年(2014年、2015年…)」を5~10年分書き入れます。

【二行目以降:家族構成、年齢】

左端に「家族の名前」を順に書き入れ、各年の下に「満年齢(父○歳、その下に母○歳…)」。お子様は年齢と一緒に「学年(小2、年少…)」も入れます。

【その下の行:家族のライフイベント&費用】

目安は「年間10万以上の出費を伴う買い物・出費」。
例えば、結婚式、資格取得、賃貸契約更新、車購入、子の進学など。進学費用は毎年の積立目標額を追記するのもgood!

この表の最大のメリットは、「数年年先に必要な大きな資金が分かる」こと。ときどき見返して、貯蓄の確認と心構えを!

 

■ 表その2. 一年間の歩みシートで今年を振り返る

横長の用紙に上下に6つずつ、計12個のマスを用意します。マス目の上部に1月、2月…と書き入れ、その下にその月の仕事上の成果、資格試験、習い事での節目の出来事、学校行事、家族旅行など、「自分が大切にしている人との出来事」や「ここ一番頑張った日・イベント」を日付順に書き込みます。

歩みシートの利点はその年の活動が一目で分かること。自分や家族の節目、成果を残すことでモチベーションアップにつながります。停滞してるなと感じた日に見返すことで「短期的には分からない自分の成長や行動の変化」に気づくことができます。

 

一冊の手帳で仕事もプライベートも、マネープランも。ココロ踊る素敵な一年にしていきましょうね。

[執筆:海老原 政子(ファイナンシャルプランナー) ]