日経ウーマンのアンケートによると「いつか産みたい」と考える人の77.2%が「出産後も働き続けたい」回答しています。確かににワーキングマザーは増えてきていますが、一方で、働く女性の中には「いつか子どもは欲しいけど、今はまだ現実的じゃない」など“産み時”を躊躇している方も多いようです。

実際に女性の妊娠適齢期と産み時は、ちょうど仕事のターニングポイントに重なっています。転職や異動、昇進などとの狭間で悩んだり、結果として出産が後回しになったり…。いつか産みたいと思うのであれば、結婚している・していないに関わらず意識しておきたいポイントがいくつかあります。

 

■ 働く女性が今日からできる妊活のポイント6つ

 

ポイント1. 規則正しい生活を心がける

妊娠に限らず、健康を保つためには何といっても十分な睡眠と規則正しい食生活が大切。特に、妊娠の大敵「冷え」には食べ物と着る物で上手に調整し、体温が36度を下回らないように気をつけましょう。ストレスや不眠を防ぐためにも定期的な温浴を心がけるといいですね。

 

ポイント2. 婦人科系に興味をもつ

毎月の生理は女性の健康にとって大切なバロメーター。何かと憂鬱ですが、月経血の量や色、質などに関心をもってみましょう。可能であれば基礎体温を計って1ヶ月のバイオリズムを把握してみるのもいいですね。年に一度の婦人科検診はもちろん、かかりつけの婦人科をみつけておくと安心です。

 

ポイント3. 産み時をイメージしておく

キャリアも妊娠出産も現実的になってくる30代までのうちに、できれば「自分の強みは何か」「いつまでにどんな仕事を経験しておきたいのか」「だいたい何歳くらいまでに産みたいのか」考えてみましょう。あまり深く考えず、思ったことやその時の希望をノートに書き留めておくだけでも頭の中がスッキリします。

 

ポイント4. 長い目でキャリアを意識する

一般に「長距離型」と言われる男性のキャリアに比べ、女性のキャリアは「短距離型」。でも、だからといって焦って仕事か出産かを無理に選んだり、どちらかを犠牲にしたりする必要はありません。妊娠・出産・育児などで一時的にバランスを欠くことがあっても、長い目でみて幸せなキャリアになるよう意識できればいいですね。

 

ポイント5. 復帰しやすい環境を自らつくっておく

いざ産休・育休を取得するときに、それまでの働きぶりによっては思わぬ評価を受けてしまうことも。転職後間もなかったり、一定の結果やパフォーマンスを上げていなければ「ぶら下がり」と見なされてしまうことがあります。必要不可欠な存在として職場から「ぜひ復帰してほしい!」と思われる人材になっておくことが大切ですね。

 

ポイント6. メンターをもつ

独身時代からワーキングマザーの先輩と積極的に交流するなどして情報収集しておくのも大切です。そのときに必要な情報をインターネットなどで探すよりも、実際に働きながら産み育てている先輩の声には多くのヒントが隠れています。

[執筆:渡辺さちこ(「妊きゃりプロジェクト」主宰), 2014年2月24日]

 

【参考】
『日経ウーマン』2013年10月号「産んで働き続けるための新ルール」日経BP社
 高橋俊介(2004)『スローキャリア』PHP研究所