あなたは職場の飲み会が好きですか? 最近の若手社員は、職場の飲み会を嫌がる傾向ありという話を耳にすることもありますが、飲食店情報サイト「ぐるなび」の調査によれば、実は「職場の飲み会に行きたい」と思っている人は、入社1年目の社員で6割、2年目・3年目の社員で5割とのこと(※1)。意外に多いとみるか、少ないと見るかは悩ましいところ。ですが、「飲み会に行きたくない」と思っている人は少なからず存在するわけです。もし、あなたが職場の飲み会には参加したくない派だとしたら、角を立てない上手な断り方をご存知でしょうか?

 

■ 角が立たない上手な断り方

『プレジデントウーマン』の記事(※2)によれば、上手な断り方には公式があるそうです。ポイントは、相手に嫌な思いをさせないで断ること。公式パターンとして、2つ紹介されていますので、適宜状況に応じて使い分けるとよいでしょう。それぞれのパターンについて、職場の飲み会を想定して筆者なりに例をつくってみました。

 

(A) いったん受けて、断る
OKそして、NOに進む方法です。

  • 相手「今週の金曜日、○○さんたちと飲みに行きましょうよ」
  • あなた「いいですね!」
  • あなた「あっ、ちょっと待ってください。そういえば今週の金曜日は先約がありました。ごめんなさい!」

この方式であれば、まずは相手の要求を受けているので、断られても相手は自尊心を傷つけられたとは感じません。断りつつ、「また機会があったら」などフォローもぜひ。

 

(B) 理由+代替案を提示
お礼を述べ、次に理由。そして代替案を示す方法です。

  • 相手「今週の金曜日、○○さんたちと飲みに行きましょうよ」
  • あなた「お声がけありがとうございます。せっかくの機会に申し訳ないのですが…」
  • あなた「今週の金曜日は、実はかなり前からの先約がありまして」
  • あなた「次回はぜひ、参加させてくださいね。今回は残念です!」

最初に、お礼とお詫びを述べることが肝心です。そして表情も残念そうに。相手はそれ以上の交渉をしにくくなります。

 

いかがでしょうか? 例のように「次の機会はぜひ」と言ってしまうことで、次回のお誘いは断りにくくなるのでは? と思ったあなた。次回も同じ断り方をするか、あるいはそこまでお誘い頂いているのであれば何回かに一回は参加すると決めるのも手です。面倒かもしれませんが、仕事をするうえで、職場の人間関係は円滑にしておきたいもの。誘う方も、あなたとコミュニケーションをとりたいという前向きな気持ちから、声がけしてくれていることをお忘れなく!

[執筆:嘉納 夢子, 2014年11月11日]

 

【参考】
※1. 株式会社ぐるなび「若手社員の職場飲み会に関する意識調査」2012年4月20日
※2. 『PRESIDENT WOMAN』プレジデント12.7号別冊「上手な断り方レッスン」pp.64-68、プレジデント社

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