懐かしの友人たちと会った時に、筆者が「学校で試験を受ける夢を時々見る」という話をしたら、他の何人かも「私も!」「学校の教室もリアルに出てくる!」「テストが真っ白な夢!」と次々と声をあげたことがあります。意外と友人たちも、差し迫る試験の夢を見ていたようです。あなたはいかがでしょう? 準備できていないのに試験を受ける夢、この夢には深い意味があるのです。

 

■ 試験の準備ができていない夢とは?

試験に間に合わない夢として、こんな夢を見たことはありませんか?

  • 試験を目前に控えながら、ほとんど準備をしていない自分に気が付く。
  • テスト用紙が配られるのだけど、問題が全く分からない。
  • 試験会場に向かう道で、強い不安感に苛まれる自分がいる。

不思議なことに、実際にはその試験はだいたい、過去に自分が頑張って合格したものだったりします。それなのに目が覚めてしばらくは、不合格が現実なのか合格が現実なのかが、分からなくなることも。

 

■ 夢に登場する「試験」が意味することは?

現実社会における「試験」とは、他人とくに“権威者”によって定められたものです。試験を受ける時、あなたは誰か第三者の基準でジャッジされているわけです。では、夢の中の試験の合否を決めているのは誰でしょうか。これ、実はあなた自身なのです。

「試験に間に合わない(準備ができていない)」という夢を見ているときの、感情を思い出してみてください。それは、「焦り」「不安」「動揺」「自分への失望」「情けなさ」…このような気持ちではありませんか? この気持ちは、自分の期待に自分自身が応えられていないことで生じています。理想の自分像や望む結果に、まだ到達できない、と。

 

■ 夢からのメッセージ

頑張って準備を行う人ほど、結果にこだわり無意識に自分にプレッシャーを与え、期待通りにいかないのではと不安を抱えがちです。あなたは今、現実における仕事やプライベートで大切なプロジェクトを抱えているのではありませんか?

「試験に間に合わない(準備ができてない)」という夢を見たあなたに必要なのは、他人の期待を背負いこんで自分を厳しくジャッジするのをやめること。もちろん、仕事やプライベートで高みを目指すからこそ、人は成長するのだと思います。ですが、自分なりの充実感や幸福感のポイントを知り、達成できたことに目を向けることで自信が生まれていきます。あまり自分を追い込みすぎないように。あなたの幸せを願っています。

[執筆:嘉納 夢子(夢診断アドバイザー), 2014年12月27日]

 

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