所得税の分類では、所得は10種類に分けられます。…そんなの覚えられない! そこで、もっとわかり易く解説しているのが、『金持ち父さん貧乏父さん』(※)で述べられている「4つのクワドラント」です。この4つのクワドラントを使って、あなたの収入源について考えてみましょう。

 

■1.4つのクワドラントとは

収入の得方によって、「従業員」「自営業」「ビジネス・オーナー」「投資家」の4つに分類されます。簡単に言うと、

  • 従業員:労働して、雇い主からお金をもらう人
  • 自営業:労働はするが、雇われてはいない人
  • ビジネス・オーナー:誰かに稼がせている人
  • 投資家:お金に稼がせている人

となります。あなたの収入はどこに分類されますか?

 

■2.どれがいいではない

ここで注意しなければいけないのは、どれがよくて、どれが悪いということではありません。

「人からお給料もらうより、自分で事業やった方がかっこいい」「投資家って働かなくていいからいい」そんなイメージがあるかもしれません。しかし、収入を得るということができているのであれば、どこに属していてもいいのです。それよりも、自分はどこにいるのが心地よいか考えましょう。本当は働くことが好きなのに、投資家で過ごしているとストレスを感じるはずです。自分が稼ぎたい方法で稼ぐ。それが大事なことです。

 

■3.いくつ属するか

そして、もう一つ考えなければいけないことは、属するのは一つでなくていいということです。

会社員をしていても投資家になれます。収入源が多ければ、万が一の事態にも対処できるということです。特に、従業員と自営業は、労働によって収入を得ています。時間的にも体力的にも有限です。ビジネス・オーナーや投資家のように、頭で稼ぐ方法も検討してみてはいかがでしょうか。やり方によっては4つすべてに属することも可能です。どうしたらできるの? そんな時は、我々のような専門家に相談しましょう。

 

あなたがどんな稼ぎ方をしているかわかったでしょうか。自分の収入は自分で作っていくものです。働き方・稼ぎ方をじっくり考え、行動に移していくことが大事です。

[執筆: 阿部 理恵(ファイナンシャルプランナー&カウンセラー)2015年5月2日]

 

【参考】
ロバート・キヨサキ(2000) 『金持ち父さん貧乏父さん』 筑摩書房