「心配性なので、新しいことに挑戦するのが不安なんです」。これはキャリアカウンセリング中に、働く女性がよく口にされるフレーズです。本当は、やりたいことがあるんだけど、失敗が怖くて一歩が踏み出せない。でも、やってみたいという思いはあって、ご相談されているという状況です。このコラムでは、心配性を一瞬で自信に変える考え方をご紹介しますね。

 

■心配性の人は仕事がデキル!

心配性だとおっしゃる方々の中には、なかなか一歩を踏み出せない自分に落胆し、自分への自信さえも失ってしまっている方が少なくありません。しかし、心配性の人こそ自信を持ってもらいたいのです。なぜなら、心配性の人は、真面目で几帳面であることが多く、約束の時間や締切りに遅れることがありません。また、きっちり仕事をするので、ビジネス上の信頼感が抜群なのです。

 

■ 心配性の人ほど失敗しない!

心配性の人は失敗する場面を想像して挑戦を恐れますが、用意周到に準備をするので、失敗するリスクを最大限に押さえることができます。心配性の人は、リスク管理能力が高いとも言えます。実際に何かに挑戦した結果、失敗するどころか、同じことに挑戦した人よりもずっと高い成果を上げることだってあるでしょう。

ただ1点、心配性だからこそ気を付けておきたいことがあります。

 

■ 心配性の人は、“いまここにある幸せ”を味わおう

心配性の人の共通点は、将来起こるかもしれない暗い状況を悲観的に想像しすぎてしまうこと。何事も心配しすぎることはストレスになり、精神衛生上よろしくありません。頭の中が、先々の心配でいっぱいになってしまうと、本当は毎日の生活で良いことが沢山起きているのに、いまの自分が幸せである、ということさえ気づけなくなってしまいます。

目の前にある料理をおいしく味わう、人との会話を集中して楽しむ、いまの状況が恵まれていることに感謝する――。この習慣を毎日続ければ、自分に過度のストレスをかけずに、楽しく仕事ができるようになっていきます。

 

心配性の人が、“いまここにある幸せ”をもっと味わえるようになったら、最強だと思いませんか? 心配性でお悩みの皆さん、ぜひ参考になさって下さいね。

 

[執筆:椎葉 怜子(働き方コンサルタント/キャリアカウンセラー), 2015年7月30日]

 

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