秋になるとお風呂場や枕元に抜け毛が増えるような気がする……。そのような経験はありませんか? 人間も動物ですので、毛の生えかわりが同様に残っているとされており、通常50本~80本程度の抜け毛本数がこの時期100本程度に増える程度であれば、生理的に正常範囲と考えてよいでしょう。しかし、急に抜け毛が増えてしまったら…。今回は、生理的なもの以外での抜け毛の原因と、日常生活で気を付けるべきことについてご紹介します。

 

■ 原因1. 紫外線の影響

紫外線が多い夏、顔や腕には日焼け止めを塗っていても、頭皮には何もしていない、という方も多いのではないでしょうか。夏の紫外線が少しずつ蓄積され、ダメージを受ける「光老化」。これは顔だけでなく、頭皮も同じなのです。これらの影響が続くと、健康な髪が育ちにくくなってしまうのです。

 

■ 原因2. ストレスによる自律神経の乱れ

夏の暑さによる疲れが、頭皮にも蓄積されています。この蓄積された疲れがストレスとなり、体内のホルモンバランスを整える働きのある自律神経が乱れ、結果的に血行が悪化して髪に栄養が行き渡らなくなるという悪循環につながってしまいます。

 

■ 今からでも防げる抜け毛、健康な髪を維持するために

それでなくとも抜け毛の多くなる秋ですから、それ以上の抜け毛は防ぎたいですよね。私たちが今からでも抜け毛を減らすために、普段簡単にできる方法をご紹介しましょう。

(1)髪に良い食事をとる

髪を構成している栄養素はタンパク質です。よって、タンパク質を多く含む食事をとることが髪の健康のために必要になります。

タンパク質は20種類のアミノ酸が集まって構成されています。その中で必須アミノ酸と呼ばれる、体内で合成できない物質が9種類あり、これらをバランスよく食事で補う必要があるのです。

おすすめは、レバー、魚介類、卵、牛乳、牛肉、鶏肉、大豆といった食品です。たとえば朝食に「ご飯とみそ汁、鮭、卵焼きと牛乳」をとれば、上記おすすめ食品を無理なくとることができます。

(2)帽子や日傘で頭皮を守る

秋になり紫外線の量は減ってはいるものの、それでも夏の5~6割は降り注いでいます(※)。抜け毛が気になる方、防ぎたい方はぜひ、普段外出時に帽子や日傘で頭皮を守ることで健康な髪を維持するようにしましょう。秋だからと油断していると、抜け毛が止まらなくなる恐れがありますよ。

[執筆:浅賀 桃子(メンタル心理・キャリアカウンセラー), 2015年11月22日]

 

【参考】
気象庁「日最大UVインデックス(観測値)の月平均値の数値データ表(つくば)」
※ Kzenon / PIXTA(ピクスタ)、本文とは関係ありません