「最近いろんなことで葛藤があってつらいな」「上司との関係にイライラする」など、どんな人にもストレスはつきものですよね。
そんな自分の中にネガティブな感情がある時、どうしたらスッキリするか、心理学の一種である”NLP”の手法をお伝えしたいと思います。
 

1. 自分自身をよく見つめる、自分の中を探究する

まず、これは座って行うよりも、立って行うほうが有効です。
自分の部屋など、数分一人になれる場所で行いましょう。
そして、大きく何回か深呼吸して、自分の内面を落ち着かせましょう。

時々、今の自分の身体と自分の精神が離れているように感じる人がいますが、大切なのは「今自分はここにいる」と、自分の身体に思考や心も一緒に入っている状態を意識することです。目を閉じて「今自分はここにいる」と自分に伝えましょう。
 

2. 困難な状況を具体的に思い浮かべる

次に、自分が難しいと感じている状況を思い浮かべましょう。
具体的にどんなものが見えて、どんなものが聞こえて、どんなふうに感じるのかイメージしてみてください。

「取引先の会社で営業のプレゼンをしなければならない時、緊張してしまい上手くできない」
「取引先会社の幹部の人から否定的な厳しい意見を聞くことも多いので、上手く行かない」

そんなシーンを思い浮かべながら
「むすっとした顔の幹部の人が2,3人見え、自分の震えている声が聞こえる、みぞおちのあたりが冷たくキュッと痛いように感じる、怖い、失敗したらどうしよう、と感じている」
というようにその状況を詳しく思い出してみてください。
 

3. 出てきた感情を受け入れ認める

今、「怖い、失敗したらどうしよう」という感情が出てきましたが、大切なのは”ネガティブな感情だから感じてはいけない”と否定したり、”無理やりプラスに変えないといけない”と思わないことです。
感情に良い、悪いはありません。今はただ受け入れましょう。他の人に言うように、自分で自分にこんなふうに声をかけてみてください。

「そう感じているのですね。興味深いですね。」
「そこにはきっと何かしらの意味があるのですね。」
「何か聞いて欲しいことや大切なことがあるのかもしれませんね。」
「ようこそ、と受け入れましょう。」

ネガティブな感情であっても、例えば失敗しないように”充分に練習したほうがいい”と教えてくれている、など何か肯定的な意味があります。
そうやって「こんな感情があるんだ」と受け入れて歓迎すると、あなたの中で何か変化が起こるはずです。
そこでストレスを味方につけることができるのです。
 

いかがでしょうか。
是非、じっくり自分を見つめて、それを受け入れてみてください。

[執筆:渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント), 2017年2月24日]

 

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません