次の休日の予定は決めましたか? まだ決めていない既婚者の方は、夫婦一緒に旅行がおススメ! ブライダル総研の調査によると、「旅行」は夫婦満足度を高める重要な要素なのだそうです。とはいえ、旅行はあくまで非日常なもの。日常的な行動のなかに、夫婦関係を円満に保つ秘訣はないものでしょうか?
■ 婚活迷走のなかで気がついた、円満夫婦の共通点
お恥ずかしながら、筆者は30代前半に婚活で苦戦したひとり。「どうやったら妻に選ばれるのか? 幸せな結婚生活を実現できる女性になるには?」という成功の共通点を見出して模倣しようと “円満なご夫婦”への突撃インタビューを繰り返しました。
その結果、円満な夫婦に共通する行動特性に気がつきました。婚活本『ルールズ』の続編『新ルールズ~幸せな愛と結婚のための法則』のなかから、筆者のインタビューを踏まえた大事な秘訣を抜粋してご紹介したいと思います。
■ 夫婦円満の秘訣
他人と過去は変えられない、変えられるのは自分と未来だけ――、とはよく言ったものですが、円満の秘訣は、妻であるあなたの行動にかかっています。
秘訣1.夫婦単位の意識をもつ
休日に、夫婦で別々の行動をしていないでしょうか? 自立することは大切ですが、円満夫婦の共通点として、テニスやキャンプなどの“ふたりで一緒に楽しめる趣味”を持ったり、休日は意識的に一緒に食事をするという方が少なくありませんでした。ここでのポイントは、趣味が同じ人と結婚することではありません。結婚した相手と一緒に楽しめる趣味を、後付けでもいいから持つということです。
また、忙しかったり面倒だとしても、公式な場や冠婚葬祭の場に、夫だけ出席させるのもNGです。自分は夫婦の片割れであることを念頭におき、家具や大きめの買い物をする際には夫に相談する、休日に予定を入れたい時は夫に事前に確認をとる、などの配慮をしましょう。
秘訣2.夫を励まし、サポートする
朝、夫が出社する際には「いってらっしゃい!」と励まして送り出す。夫が何か自慢げに話をしていたら、褒めて一緒に喜んであげる。円満な家庭では、妻がバリバリのキャリアウーマンであっても、夫を詰めたり論破したりせずに、ニコニコして夫を褒め、励まし、立てているケースがほとんどでした。
いかがでしょうか? 後編では、もう少し「女」としての側面にクローズアップします。
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※「夫婦円満の秘訣4つ【後編】ミランダ・カーの名言」
【参考】
※株式会社リクルート『ブライダル総研』「夫婦関係調査2012」(PDF)
※エレン ファイン, シェリー シュナイダー (2002)『新ルールズ―幸せな愛と結婚のための法則』ワニ文庫ベストセラーズ