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職場の「かわいがられ女子」にモヤモヤ…その本音とは?
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職場の「かわいがられ女子」にモヤモヤ…その本音とは?

職場で女性の積極活用について「管理職登用の目標30%」などと、働く女性に注目が集まっています。このように社会は騒がしいけれども、働く女性にとってはもっと身近に、歯がゆい思いをする出来事があるらしいのです。それは、同じように仕事をしているはずなのに、なぜか自分よりも周囲からのウケが良い同僚女性の存在だとか。詳しく見てみましょう。

 

■ 職場のウケが良い女性とは

『マイナビウーマン』の記事(※1)によれば、職場のウケが良い女性の態度には、主に次の3つの厳しい視線が、他の女性から注がれているそうです。

  • その笑顔はホンモノ? と思うくらい、不自然な印象を与える笑顔。
  • 男性びいき? と思うくらい、女性と男性に対して態度が異なる。
  • 手のひらでコロコロ…いつもニコニコ愛想よく、おじさんの扱いが上手い。

欠点というほどでもないものもあり、ちょっぴり辛口視線だと感じますが……。そりゃあ心穏やかにはならないですね。しかし記事では、そのイヤな感情が「かわいがられる女子」への道をとざす可能性を伝え、彼女たちのいいところを取り入れて、清く明るく過ごそうと提案します。ふむふむ、確かに!

 

■ 相手のいいところを取り入れるには

ところで、いいところを取り入れようとすれば、イヤな感情は消えるのでしょうか? 消えないでしょう。蓋をしめ、見ないようにしているだけです。ですから、いいところを取り入れる前に、イヤな感情のモトを理解しておくことが大切。そのヒントが、今話題の本『嫌われる勇気』(※2)にありました。

この本によれば、イヤな感情のモトはこのようになります。

“あの子と競い、勝とうとしている自分”がいます。あの子への劣等感を、まず受け止めることです。

これを認めることは勇気がいりますね! あるいは、こちら。

あの子のように振る舞いたいのに(生来の性格などの理由で)振る舞えないのではなく、振る舞うつもりがないからだと認めることです。

振る舞いたいなら、振る舞う! と決めれば済むことですが、これも葛藤しますよね。

 

このように、自分の中の否定的な感情にきちんと向き合ってから、あの子のいいところを取り入れましょう。あなたにも、「職場でかわいがられる女子」になってもらいたいですね。そのほうがきっと、毎日の出勤が楽しくなりますから。

[執筆:五十嵐 ゆき(キャリアコンサルタント)]

 

【参考】
※1. 『マイナビウーマン』2014年6月20日「なぜあの子だけ!?職場でかわいがられる女子の特徴「付け届けをする」「おじさんの扱いが上手い」」
※2. 岸見一郎・古賀史健(2013)『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え 』ダイヤモンド社

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