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その不満は、残念な人の思考?! 職場の先輩・後輩の会話
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その不満は、残念な人の思考?! 職場の先輩・後輩の会話

“残念な人”というフレーズをよく見かけます。遠回しの表現ながらもダメな人という意味ですから、言われたくないし言いたくもないけれど、筆者のキャリア相談には“残念な人”もお越しになります。

ちなみに、残念なのはその人自身ではなくて「自分が見えていないこと」。参考までに、見えていない例を3つお伝えします。あなたは大丈夫ですよね?!

 

■ 事例1. 上司や先輩の指示の伝え方がキツイ、命令口調で言われて傷つく

キツイ言い方をされて嬉しい人はいないし、命令口調は誰もされたくありませんから、気持ちはわかります! 一方、何か理由があるのかもしれないと、相手の立場で考えてみては? オトナですから、落ち込む前に自分について今一度、見つめ直しましょう。

ただし、理由もなく常にキツイ、命令口調の相手は論外。「そのように言われると、私はびっくりします」と伝え、相手にさりげなく自問自答を促しましょう。

 

■ 事例2. まだ教わっていない/私の担当ではない業務なのに、叱られた

『マイナビウーマン』の記事(※1,2)によれば、先輩男女ともに、ミスを叱ったあと後輩に言われると“カチン”とくるフレーズは、次のとおり。

  • 先輩男子編

1位:「はいはい」
2位:「で、どうしたらいいですか?」
3位:「それ、私の責任ですか?」

  • 先輩女子編

1位:「はいはい」
2位:「それ、私の責任ですか?」
3位:「めんどくさ~い」

このことからも事例2の言い分は、言い訳している、自ら課題解決する姿勢が物足りないと周りから見られる危険性が。叱られたら「その後、どうするか?」を考え、あなたの成長につなげましょう。大事なことは、失敗をいかにリカバーするかです。

 

■ 事例3. 「独身の女性上司が」と言う

独身か既婚かは、仕事をスムーズに進める上で、コミュニケーションを円滑にする上で無関係のはず。男性上司の場合、独身か既婚かを気にしませんよね。「独身の」と言う時点で感情的になっており、何とかして相手を貶めようと(マウンティングです)、あるいは話をすり替えようとしていることに気づきましょう。

 

誰にでも、うっかりと“残念な人”になる可能性があります。時々、自分を見つめ直す時間を持ちましょうね。

[執筆:五十嵐 ゆき(キャリアコンサルタント)]

 

【参考】
※1. 『マイナビウーマン』「先輩男性に聞いた!ミスを叱ったあと後輩に言われると“カチン”とくるフレーズ10」2014年10月14日
※2. 『マイナビウーマン』「先輩女子に聞いた!ミスを叱ったあと後輩に言われると“カチン”とくるフレーズ10」2014年10月14日

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