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ストレスにはセルフケアが大切…「遮断生活」のすすめ
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ストレスにはセルフケアが大切…「遮断生活」のすすめ

普段、自分がどれくらいストレスに晒されているか自覚していますか。企業研修などでストレスに関する基礎知識をお伝えすると、自分がかなりのストレスを抱えていることに気づき驚かれる受講者の方がいます。

ストレスは悪いとは言い切れません。そもそもこの現代社会において、ストレスを受けないようにすることは無理ですし、受けたストレスが大きな負荷とならないように上手に対処することが求められているのです。つまり、セルフケアが最も重要なのですね。

 

■ 絶えず情報に晒され続けることで感じるストレスも

セルフケアについては、様々な方法があります。今回ご紹介するのは、「情報から離れる」という方法です。今、私たちは情報の洪水の中で生きています。しかも、いつでもどこでもスマホなどから情報にアクセスできるため、一日中、情報が入ってくる状況にいるわけです。

年がら年中、新しい情報が入ってくるそのスピードに疲れてしまうことありませんか。特にあまり好ましくない情報に長く晒されるという状態は、私たちの心に何らかの影響を及ぼしています。

特にストレスにより不安やイライラなどを抱えてしまっているとき、自分の心を穏やかな安定した状態に保っておくことはとても重要です。良い情報かそうではないかを見極めることも難しいこともあります。そうであれば、思い切ってすべての情報から一時期離れてみるという手もあるのです。

 

■ 情報を遮断する、時計を見ない「非日常」のすすめ

例えば、

・新聞を読まない
・テレビを見ない
・パソコンに触らない
・SNSなどを見ない、投稿しない

そんな週末を過ごしてみてはいかがでしょうか。週末はダラダラ過ごしているという方も、意外とテレビをつけっぱなしにしているとか、長時間ネットサーフィンに没頭してしまったということもあるはず。

時計を見ないで一日を過ごすというのも新鮮です。私たちは普段、週末であっても「夕方になったから買い物にいかなくては」などと考えて生活しています。時間に管理される生活ではなく、お腹が空いたから昼食を食べる、眠くなったから眠るなどと自分の欲求のままに生活してみるのです。こんな「非日常」を取り入れ、ストレスフルな「日常」の疲れを癒してみませんか。

[執筆:高橋 雅美(心理カウンセラー)]

 

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません

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