今年の年末年始は最大9連休となる方もいらっしゃるでしょう。JTBの発表によれば、この年末年始における総旅行人数は過去2番目に多い3,045万人にのぼるとか(※1)。どうりで、FacebookやTwitterのタイムラインに、友人・知人たちの「いま、空港でーす」「今から、ハワイ! 行ってきまーす」などの楽しげな投稿が目立つわけですよね。
あなたは今、国内外の旅行に嬉々として出かけていく友人たちの投稿を見ながら、「私も旅の予約をしておけば良かった~」とため息をついたりしていませんか? 筆者はまさにその一人。計画を立てるのが遅すぎて間に合わず、地味な連休を過ごしています……。
だから、少し長めの休みが取れたら行きたい世界の絶景をピックアップしました。次回こそ早めに計画を立てて、楽しい思い出をつくりたいものです!(地味な休暇も楽しいですけどね)
■ 5日間で行ける絶景、なんとこんな場所も!
世界一周の旅を経験し、数々の旅の本を手がける高橋歩氏による『5日間の休みで行けちゃう! 美しい街・絶景の街への旅』(※)を参考に、5日間で行ける旅先の例をご紹介します。予算感(大人1名分)とベストシーズンの情報は、この本から引用させて頂きました。
1. サントリーニ島(ギリシア)
予算:17万円~
ベストシーズン:6月~9月
一度は写真や映像で見たことがあるのでは? 紺碧のエーゲ海に囲まれた三日月形の島で、断崖絶壁の海と白い家々が本当に美しい。世界一の夕陽とも称されるこの島にも、なんと5日間の休みで行けてしまうのです。
2. ドブロブニク(クロアチア)
予算:18万円~
ベストシーズン:5月~9月
アドリア海の真珠と称され、堅牢な城壁に囲まれた旧市街、オレンジ色の屋根が並ぶ美しい街。映画『紅の豚』の舞台になったとも言われています。
3. イスタンブール(トルコ)
予算:18万円~
ベストシーズン:4月~9月
西はヨーロッパ、東はアジア。東西の文化が融合する場所として、文明の十字路と称される街。イスタンブール旧市街は、世界遺産にも登録されています。ブルーモスクやトプカプ宮殿など、見どころもたくさん。
上記はほんの一例です。これら以外にも、書籍では「ここも5日間で行けちゃうの!?」と意外な場所が多々紹介されています。旅の予算の根拠となるモデルプランも掲載されているので、詳しく知りたい方はぜひ書籍を手に取ってください。眺めているだけでも、旅に出たような楽しさがありますよ。
[執筆:嘉納 夢子]
【参考】
※1. JTB広報室 ニュースリリース「年末年始(2014年12月23日~2015年1月3日)の旅行動向」2014年12月1日
※2. A-Works 高橋歩プロデュース(2014)『5日間の休みで行けちゃう! 美しい街・絶景の街への旅』A-Works
※写真:(c) Simone Simone / 123RF.COM ドブロブニクの街並み