婚活が理由で疲れている人が増えているようです。先日、筆者が開講したコミュニケーションと心理に関するセミナーにおいても「結活疲労症候群」の相談が多く寄せられ、婚活の途中で結婚をゴールと捉えて迷走してしまう様子も伺いました。
婚活疲労の原因は、傷つくことを怖れて自分の感情と向き合うことを避けていること。オリジナル心理レッスンで感情というデリケートなものの取扱い方を知り、無用な悲しみや苦しみ、婚活疲労症候群からも解放されませんか?
目次
■ どの画材を選ぶ? 感情と上手に付き合うレッスン
アトリエにいるあなた。次の4つの画材から使いたいもの1つを直感で選んでください。
- クレヨン
- 色鉛筆
- 水彩絵の具
- 油性マーカーペン
■ 画材は雄弁に語る?!
この心理レッスンは、筆者が2008年から開講しているアートセラピー・ワークショップに参加した20代から40代女性の画材選択の傾向を基にしています。『事典 色彩心理自由自在』 によれば、「画材」とは子ども時代に五感をフル活用して感情表現を堪能したものの象徴。心理レッスンの結果では画材の特性と固有の記憶の関係を踏まえ、感情を表すキーワードをお伝えします。
■ 心理レッスンから導かれた、現在のワタシ
一行目がポジティブで二行目がネガティブキーワードです。診断ではありませんので今の自分に添うものを選択することが大切です。
○クレヨンを選んだ方
思いやりに溢れている・世話好き
物足りない・スキンシップが欲しい
○色鉛筆を選んだ方
問題解決していく気力がある・自分の世界を大切にする
失敗を恐れている・周囲の目や意見が気になる
○水彩絵の具を選んだ方
ノビノビとした開放感・世話好き
誰かに甘えたい・忘れてしまいたいことがある
○油性マーカーペンを選んだ方
一途で迷いがない・細かなことにこだわらない
目標が欲しい・決断したい
■ 効果あり! 感情と丁寧に付き合うこと
結果はいかがでしたか? キーワードをポジティブ項目から選んだ場合は、ネガティブ項目の感情を克服したからこその今です。ネガティブ項目選択はボジティブ項目へ移行する前段階にいる状態、変化の鍵はポジティブ項目にあります。
このように視点を変えて感情を考えることは、自分自身を整えることに通じます。遠回りなようでいて婚活に効果が期待できますね。自分の感情と丁寧に付き合って、ハッピーな時間を増やしていきましょう!
[執筆:桜井まどか(心理カウンセラー) ]
【参考】
※ 末永蒼生(1994)『事典 色彩自由自在』 晶文社