「一般財団法人 こども未来財団」という団体をご存知でしょうか? 提供している事業の一つに、ベビーシッターの育児支援事業というものがあり、実は意外と活用できるのですが、あまり知られていないようです。

 

■ こども未来財団とは?

児童の健全育成に寄与し、活力ある社会の維持・発展に資することを目的として、厚生大臣の認可を受けて平成6年に設立された団体です。事業として行っていることで、ワーママに関係のあることは主に3つ。

  • ベビーシッター育児支援事業
  • 事業所内保育施設等運営適正化事業
  • 子育て支援サービス

ただし、利用対象となるのは厚生年金を払っているワーママのみ。自営業や公務員の場合は、利用できないのでご注意ください。サービスがあまり知られていないのは、対象にならない方がいらっしゃるからかもしれません。

 

■ ベビーシッター育児支援事業とは?

会社が申し込み等を行わなくてはならないのですが、残業時にベビーシッターにお願をする事になった場合、承認を受けているベビーシッター会社を使うと、一日につき1700円の割引券を使うことができます。割引券の発行事務手数料や、申し込み枚数などの細かいルールがありますが、それでも1700円の割引は大きいので、会社に導入の相談をしてみてもいいのではないかと思います。

なお、産前産後に利用できる割引券など、会社の手続きなしで利用することができるものもあります。産前産後で利用する場合は、一日の上限が1700円と決まっています。双子以上の場合は、より手厚くなっています。例えば双子のみの場合、一日の上限が9000円の割引券が2枚もらえ、割引上限額は9000円となります。上の子がまだ小学生になっていない場合は、割引上限額9000円分の割引券が4枚もらえ、少々待遇に差が生じます。

 

■ 他の事業は?

「事業所内保育施設等運営適正化事業」は、事業所内保育所の備品購入時や、設備整備の際に、助成金対象となるものです。様々なルールがあるため、全てが対象になるとは限りませんが、最大525万円が企業に支給されることになります。

「子育て支援サービス」は、社会全体で子育てを応援する息の長い草の根活動です。活動を推進するため、パンフレットの配布やシールなどを配っています。

 

意外にもあまり知られていないサービスのご紹介をしましたが、ほんの一部分の内容しかお伝えできていません。この記事をきっかけに、是非ご自身でも調べてみてもらえたらと思います。

[執筆:三木育美(保育情報アドバイザー)]

 

【参考】

一般財団法人 こども未来財団