妊娠を希望する人にとって絶対におさえておきたいのが「排卵日」。この日の周辺にタイミング(性交渉)をとることで妊娠の可能性がぐっと高まります。お医者さんによるタイミング指導でも、エコーなどで排卵のタイミングを探れるのですが、妊活スターターにとっては「まずは自分たちのペースで…」というのがホンネではないでしょうか。

そこで今回は、自分で排卵日を探る方法とポイントについてお伝えします。

 

■ 基礎体温をつけよう!

女性の体温は排卵を境に低温期と高温期の二層に分かれます。個人差はありますが、低温期から高温期に変わる境目で体温が大きく下がる日があり、この日を含めて前後1~2日の間に排卵が起こります。

  •  基礎体温は目盛りが細かい専用(婦人用)の体温計で測りましょう
  • 枕元など、手の届くところに体温計を置いておき、毎朝目が覚めたらすぐに舌下に入れて測りましょう
  • 測り終わったら早めにメモし、グラフなどで「見える化」を! スマートフォンのアプリも便利です
  • 基礎体温からは排卵の有無や次回の生理予定日なども把握できるため、身体のバイオリズムを知るツールとしてもおすすめです

 

■ 科学的にベストなタイミングを調べられる排卵日検査薬

「基礎体温を計ることに疲れてしまった」「より正確に排卵日を特定したい」。そんな人におすすめなのが排卵日検査薬です。尿で調べるスティックタイプの検査薬なので手間いらず! 個人差はありますが生理が終わって6プラスマイナス2日目くらいから準備するといいでしょう。

  •  排卵日が約1日前にわかるので、働いているカップルなどは前もってスケジュールの調整ができます
  • 初めて陽性になった検査時刻から36時間以内に排卵が起こると予測されるので、その日か翌日が最も妊娠しやすいといえます
  • 基礎体温表と併用するとより高い精度で排卵日を知ることができます

排卵日検査薬は医療用医薬品のため、2009年から処方箋窓口のある薬局でなければ販売ができず、購入する側としては何かと不便を感じていました。ところが、先日政府から規制緩和が発表され、今年度中には医師の診療と処方箋がなくても薬局で買えるようになるとのことです。

 

いかがでしたか? 排卵日付近は、頸管粘液(おりもの)が透明で伸びやすくなったり、排卵痛が起こることもあるので身体の内側に意識を向けてみるのもいいですね。妊活の第一歩は自分の身体に興味をもつことからですね。

[執筆:渡辺さちこ(「妊きゃりプロジェクト」主宰), 2014年3月14日]

 

【参考】
※ 『日本経済新聞』(2014年1月30日)「排卵日検査薬、調剤薬局以外でも販売可能に 政府方針」
※ 排卵日検査薬の一例 「チェックワンLH・2」株式会社アクラス