「あなたはお金を持っていますか?」と聞くと、たいていの人は「ありません」と答えます。なぜ「ない」のか、タイプ別にその解決方法を探ってみましょう。

 

■1. 単なる謙遜タイプ

本当は持っているけれども、持っていると言ったら嫉妬されそう、盗まれそう、という不安、警戒から「持っていない」というタイプ。

日本人は謙遜する傾向がありますし、特に問題はないのですが、お金を持っていることで「盗まれたらどうしよう」とか、人間関係も「お金目的で近づいてきてるのかな」という不安が強いようであれば、一度原因を探った方がいいでしょう。

 

■2. 誰かと比較して「ない」と思っているタイプ

テレビで見るセレブたち、あるいは周りの友人・同僚たちと比較して、「ない」と思っているタイプ。

セレブが見せる豪華な生活、友達が持っているちょっといいもの。それは、あなたにも必要なものでしょうか? 自分の頭の中を断捨離する必要がありそうです。例えば、「今年は海外旅行に行く」とか「転職する」とか、何か一つ目標を決めてみましょう。そうすると、そのために自分は何が必要なのかが見えやすくなります。「人が持っているから…」は無くしていきましょう。

 

■3. 収入より支出が上回るタイプ

問題はこのタイプなのですが、さらに3つに分かれます。「稼げないタイプ」「貯められないタイプ」「殖やせないタイプ」の3つです。

「稼げない」原因は、お給料が少ない、働けない事情がある、など自分で認識できているものもありますが、「お金を持っていると怖い」という潜在意識からきている場合もあります。メンタルからきている場合は、さらになぜそう思っているのか探る必要がありそうです。

「貯められない」原因は、付き合いが多い、衝動買いが多い、お金を持っていると怖い、お金を持っているように見せたい、というメンタルが原因の場合が多いです。その原因を探りましょう。

「殖やせない」原因は、収入源が一つしかない、金融商品を知らない、リスクを取れない、などがあります。どんな殖やし方があるのかリサーチして、取り入れられるものはないか検討してみましょう。

[執筆:阿部理恵(ファイナンシャルプランナー&カウンセラー),2015年3月13日]

 

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