産後ママのサポートコーチの筆者のもとには、ママからの相談のみならず、アラフォーのキャリア女性からの相談も多く寄せられます。相談内容としてよく耳にするのは、親世代との結婚観のギャップから罪悪感に苛まれる。そんなご相談が多いです。

 

■ 「結婚をしない自分は親不孝ですか?」

仕事にやりがいを感じてキャリアを積み重ねてきた、実績も経験値も豊富、仕事のみならず趣味も多彩で結婚=幸せとは限りません。一方、親世代は「結婚=女の幸せ」の価値観が根強く「早く結婚して、私を安心させて」と娘に結婚を迫る親もいます。娘は、そんな親の言葉を適当にかわしながも、親の期待に応えることができない、親を安心させられないなんて、私は親不孝なのかしら? と胸がチクリと痛む時もあるのです。

 

■ あなたはもう十分に親孝行をしています!

結婚をしないこと、いや、結婚に限らず、親の期待に応えないことは、親不孝でもなんでもありません。あなたはもう十分に親孝行を済ませたのです。

「子どもは三歳までに一生分の親孝行をする」とはよく言ったものです。子育てはそれ相応に大変なのですが、喜びの方が勝ります。子どもの洋服やおもちゃを選んだり、子どものいたずらで家族中が笑ったり、子育て期は親にとって黄金期です。子どもの成長を日々見守ることができることは、親としてこれ以上の幸せはないのです。あなたはもう十分に親孝行をしています。

 

■ 再度、価値観を見直しましょう

それでも、親への罪悪感が払拭できず重苦しく感じる時は、自分の価値観を見直すといいでしょう。自分の価値観を樹立させると、周りがさほど気にならなくなります。

価値観は人それぞれ、あなただけの幸せ基準を見直してみませんか? 客観的に自分を見つめる為にカウンセリングを利用してみてもいいでしょう。自分を見るのには、鏡の前に立たないと見えません。カウンセリングはちょうど鏡の様な存在です。自分のことがよく見えると回りもよく見えてくるものです。

いかがですか? あなたは親や周りを喜ばせる為に存在するのではなく、あなたを幸せにするために存在しているのです。あなたの人生はあなたが決めていい。自分だけの幸せ基準があれば、人生の満足度はぐぐっとあがります。

[執筆:久保木 惠子(コーチ), 2017年4月25日]

 

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません