前編では、弁護士にプロポーズされる決め手を2つ挙げさせて頂きました。
後編では、最後の1つ、まさかの決定打に迫ります。
■3、予想しないスピードで切りこむ「女性側からのクロージング」
-プロポーズを決意した決め手はなんでしたか?
「彼女と会うようになって、夏ぐらいに、『12月頃に付き合いたいな』と思いました。この時にはまだ付き合っていませんでしたが、プロポーズまでの長期的計画を練りました(笑)。付き合って1年目くらいで結婚したいなと」
-計画的ですね。
「そのはずでしたが…クリスマスに会う約束をしようと思い、彼女と土曜日に待ち合わせて歩いていたら、建設中のマンションが見えました。なんだか我慢ができず、『あそこのマンションが完成したら俺は引っ越すから、荷物持ってきていいよ。一緒に住んでもいいし』と、(震え声で)言ってしまいました。ビビりながら」
-彼女のリアクションは?
「そしたら彼女が、『なに?結婚したいの?』と、いきなり聞いてきたんです。まだ付き合ってもいないのに、ロードマップが崩れて頭が真っ白。でも僕は、その瞬間すごく考えて『うん』と言った。その間2秒ぐらいだと思いますが、本当に彼女で良いかと考え、ここまで気の合う女性と知り合うことは、もう絶対にないだろうと」
―彼女の反応はどうだったんですか?
「すると、彼女の行動が早くて…『じゃあ、私の親に電話して』と言われ、同日の昼に彼女の親に『娘さんをください』と電話しました。12月には先方にご挨拶、1月には僕の親に紹介し、2月に入籍です」
なんと、最後の決定打は「女性側からの結婚の切り出し」でした。通常、女性側から結婚を迫る言葉を言うのは、結婚への焦りを感じさせるNG行為のはず。「結婚したいの?」という一言を言えずに、ずるずる同棲を続け、二人の将来に不安を抱える女性が少なくないと思います。今回のケースでは、男性側が全く予期しなかった早すぎるタイミングで、結婚という決断を突き付けた女性側のリードが、結婚の決め手だったと言えるでしょう。
いかがでしたか?
イケメン弁護士にプロポーズされる3つの決め手。今回のインタビューはひとつのケースですが、社会通念として信じられていることが正しいとは限らない興味深い事例だったと思います。
好きな男性を射止めて、幸せな結婚生活を送る女性が、もっと増えますように!