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お釈迦様と脳科学から学ぶ! ストレスとのつき合い方
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お釈迦様と脳科学から学ぶ! ストレスとのつき合い方

ゴールデンウィークも終わり、すっかり日常生活に戻ってしまった今日この頃。ストレスが溜まり気味…という方はいませんか? 働く女性にストレスはつきものですが、美容・健康の大敵! 今日は、心がほっとするストレス豆知識をお届けします。

 

■ストレスに対する免疫はできない!?

長年社会人生活をしていると、多少のストレスには慣れっこと思っている方もいるかもしれません。でも実は、人間の体はストレスに対する免疫はできないのです。

ストレス=「苦」から逃れたいという切実な願いは、2千年以上前のお釈迦様の時代から大きな問題だったそうです。ストレスに耐え得る精神を鍛えるため、断食や猛烈な暑さ、寒さに耐えるなど様々な修行が考えられていました。こうした過酷な環境の中、お釈迦様が得た結論とはなんだったのでしょうか?

 

■悟りの境地「勝とうとしない」こと

お釈迦様が6年間の修行の後、菩提樹の下で座禅を組み悟りを開いた時に気づいたのは、

「人間は生きている限り苦から逃れられない。しかしどんな苦も永遠には続かない」

ということでした。お釈迦様は「苦」=ストレスに勝とうとせず、いずれ消えてしまうのなら静かに受け流そうとしたのです。右から左に受け流す…こんな歌がありましたが、これはある意味正しいストレスへの対処法だったのです。

 

■いろんなストレスのタイプ

最新の脳科学の観点からストレスを感じる脳には以下の3つのタイプがあるといわれています。

  • 戦いモード・仕事へ向かわせる脳:常に外部からのストレスを察知!
  • 快感と意欲をつかさどる脳:満足できないストレスを感じる!
  • 心のバランスを整える脳:共感して欲しい。人に認められないストレスに敏感!

これらは脳の場所により働きに違いがあり、だれもがこの3つを合わせもっています。あなたは普段どのストレスを多く感じていますか?

ストレスや不安は消し去ることはできませんが、いつもどんなストレスを感じやすいかを知って次のようなプチ対処法をお試しください。

 

■よく眠り、よく泣き、朝は早起き

ストレスを感じにくいカラダを作るには、常に”セロトニン”という脳内の物質が出ていると良いとのこと。セロトニンで満たされるためには、良い睡眠、感情を発散させる「涙」、そして、体調を整える早起きが効果的! なんと、お釈迦様が悟りを開いた時に行った座禅や呼吸法は、このセロトニンをたくさん出す体への働きかけと一致しているのだそうです。

セロトニンは、俗に「幸せ伝達物質」とも言われ、人が幸せを感じる状態を作ってくれる魔法の物質。見た目も若々しく、快活なイメージになります。皆さんもストレスをうまくコントロールして、快活美人を目指しましょう!

[執筆:藤崎 葉子(キャリア アドバイザー)]

 

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