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子どもの食事、離乳食と普通食の2つを準備する時短術
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子どもの食事、離乳食と普通食の2つを準備する時短術

先日、育児休業から復帰するママさんから、食事についての質問を受けました。

質問の内容はというと、4月から子ども2人を保育園に預けて、育児休業から仕事に復帰するけれど、1人が普通食、もう1人が離乳食の場合はどうやってやりくりをしたらいいのか……というものでした。

子どもが1人の時は悩まなくて済んだのに、2人になり、普通食と離乳食を準備ということで困ってしまったようです。

 

■ 構える必要はありません

早速ですが、私が質問に答えた内容はこちら。

●朝食

・普通食の場合:
夕食が済んだ後に、上の子どもに握ってもらった「おにぎり」と汁物を用意する。

これなら、子どもが自分で「おにぎり」を握るため、作る楽しさと食べる楽しさと同時に味わえます。また、子ども自身が握ることができるようになると、後々ママが楽になります。

・離乳食の場合:
前日の夜に具だくさんのお味噌汁を作った際に、一緒に翌朝用の野菜もゆでてしまえば翌日は温めるだけ。

●夕食

・普通食の場合:
ご飯、野菜が5種類以上入ったお味噌汁、お肉やお魚などのたんぱく質(基本は“焼く”が中心)。

・離乳食の場合:
ご飯は炊くときに一緒におかゆが炊けるカップを使ってやわらかいご飯を用意。お味噌汁からの取り分け、たんぱく質の用意。

 

このような内容であれば、そんなに構える必要はないかと思います。

 

■ 毎日同じような内容にならない?

朝食のおにぎりですが、中身はいろいろと考えることができます。例えば、昆布・ふりかけ・ひじき・そぼろ煮・ツナ・たらこ・とろけるチーズなど今あげただけで7日間違った味が楽しめます。

また、朝の汁物は前日のお味噌汁でも十分ですし、何もないときはインスタントのわかめスープを鍋でつくり、仕上げに溶き卵を入れればちょっとの工夫で美味しくなりますね。

お味噌汁には、野菜をなんでも入れてしまいます。根菜、葉物、きのこ類などであれば何を入れてもおいしいです。時には具だくさんにした煮込みうどんにしても、栄養バランスを満たしてくれますね。

そして、野菜を切るのは意外と時間がかかるもの。週末に切って冷凍させておいたり、ついでに多めの野菜を切ったりしておけば、それだけで楽になります。

 

普通食と離乳食を作るのは難しそうですが、離乳食を取り分けで作れるようになれれば意外と簡単です。少しの工夫で時間短縮してみてくださいね。

[執筆:三木育美(保育情報アドバイザー)]

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