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「秋」に押さえておくべき色、 色彩心理で魅せるコツ!
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「秋」に押さえておくべき色、 色彩心理で魅せるコツ!

秋も深まり、お洒落は涼しさやリゾートなどの夏色から深みのある色へシフト。『マイナビウーマン』の調査(※)によれば、2014年の秋に使いたい色は「ボルドー、マスタード、ディープグリーン」がベスト3に。いずれも秋になると身の回りに増えてくる自然の色です。

秋はなぜ、こうした色が魅力的に映り、多くの女性に支持されるのでしょうか? 色彩心理からその理由を知れば、秋のお洒落に繋がります。

 

■ 季節で色の見え方が違う?

秋になると大気が乾燥して水蒸気が減り、夏と比較して視界がクリアな状態になります。凛とした空気のなかで映えるのが深みのあるボルドー、マスタード、ディープグリーンといった「秋の色」です。真夏には重く暗い印象に感じられたものも、収穫や実りの季節の色として美しく鮮やかに。美味しい果物のような色は、みずみずしさや若々しさ、充実したイメージをもたらします。女性にとって秋の色は、身につけるべき幸せの色なのです

 

■ 色の見え方は人によって違う

筆者の開講するアートセラピー講座の“四季の色”の表現では、秋の色には重さや濁りのあるダークなもの、くすみを感じさせるスモーキーなものも登場し、幅広さを実感します。色彩には全体として共通なものと個人の経験による、ふたつの意味が存在し、さらに心理イメージが重なることで、その存在はより魅力的に感じられています。

 

■ 自然の色と上手に付き合う

自然界に存在する色はただ眺めるだけではなく、心の目を通して視て愛でましょう。大切な色や気持ちが昂揚する色を自分のテーマ・カラーとして小物やファッションに取り入れれば、日々気持ちよく過ごすためのツールにも。成熟の「秋の色」はカジュアルよりオフィスなどのフォーマルな場、エレガントやトラッドなイメージを創りやすく、自分を演出したい時に効果があります。

このようにテーマを持って色と向き合えば、「あの人は○○色のイメージ」という色と重ねて良い印象を周囲にもたらすことも可能です。色彩による良いイメージが構築されることで、交友関係やビジネスにも、きっと迷いがなくなりますよ!

[執筆:桜井まどか(心理カウンセラー)]

 

【参考】
※ 『マイナビウーマン』「女子に聞いた! 秋ファッションの差し色にぴったりだと思う色10」2014年10月7日

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