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夫の家事にガッカリの妻は6割! 理想の結婚相手とは
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夫の家事にガッカリの妻は6割! 理想の結婚相手とは

個人的な話で恐縮ですが、めったに体調を崩さない筆者が先日、胃腸炎のような状態になって嘔吐し終日ダウンした日がありました。胃の中は空っぽのまま眠り続け、ようやく夜になって何か食事をとりたいと思い、ベッドの中から夫に頼んだ時……。夫が、温かい雑炊ひとつ作れないことが判明。それくらいインターネットでレシピを調べて作ってよ! と文句を言いたい気持ちをぐっとこらえ、買い物に行く気力もなかった筆者は、自宅ストック食材をつかって泣く泣く自分で温うどんを作ったのでした。

 

■ 6割の妻は、夫の家事にガッカリ!

筆者のような体験は、女性なら一度は思い当たるのでは? 『PRESIDENT WOMAN』「働く女性の理想の結婚、最悪の結婚」(※1)の記事の中で、興味深い調査が紹介されています。

働く女性1000人を対象にしたこの調査では、「夫の家事にガッカリしたことがある」と回答した妻は全体の6割以上。さらに、「生まれ変わっても今の夫がいい?」という問いに「NO」と回答した人による夫へのガッカリ1位は「家事をやらない」こと。ちなみに「生まれ変わっても今の夫がいい?」という問いに「YES」と回答した人の場合でも、夫へのガッカリ項目として「家事をやらない」ことは第2位に。「家事をやらないどころか、自分の身の回りのことすらできない」というフリーコメントに、わかるわ~と頷く女性たちの姿が思い浮かびます。

 

■では、理想の結婚相手とは?

調査をみてわかるのは、生まれ変わっても今の夫がいいかどうかのジャッジには、家事への満足度は関係なさそうだということ。なぜなら、「生まれ変わっても今の夫がいい」YES派もNO派も、夫へのガッカリ項目上位に「家事をやらない」が入っているのだから。実は、現在の結婚相手への満足度に影響していると思われるのは、結婚相手選びの際に重視した項目。YES派は、年収や学歴よりも“金銭感覚”を重視し、相手の年収は自分より低くてもいいと回答。NO派は、大企業の正社員かどうかや学歴を重視したと回答しているのです。

参考までに、もう「離婚した」という回答者が結婚相手選びで重視したことは、「年収と貯金額」なのだそう。あなたはいかがでしょうか?

 

理想の結婚相手を見つけたければ、現在の雇用形態や貯金額、過去の学歴があなたの希望にマッチしている人を探すのをやめましょう。それよりも大事なことは、金銭感覚や将来の成長性、そして仕事を頑張るあなたを応援してくれることなのかもしれません。

「生まれ変わっても今の夫を選ぶ」、この問いに迷わずYESと回答できるなら、あなたはもう理想の結婚相手を見つけていますよ。

[執筆:菅野彩子]

 

【参考】
※1. 牛窪恵「働く女性の理想の結婚、最悪の結婚」『PRESIDENT WOMAN』プレジデント12.7号別冊,pp.110-113,プレジデント社
※ 写真:(c)bialasiewicz /123RF.COM

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