今年の秋に人気のあったTVドラマは、「こじらせ女子」が主人公だったとか。人気の理由は、こじらせキャラに自分を重ねあわせて共感する女性が多いからなのだと筆者は思っていたのですが、そうとも言えないみたい。「私はこじらせていないけれど、こういうコいるよね~」と感じていた人も少なくなさそうです。
■ あなたも「こじらせている」と思われている?!
『マイナビウーマン』の記事(※)によれば、自分の周りに「こじらせ女子」だと感じる女性がいると答えた人は、6割超。こじらせ女子の特徴は3つだとか。
- 自分に自信がない…自己評価が低い、どうせ自分なんかと思っている、など
- 残念ファッション
- 不器用…妙な方向に屈折している、自分で勝手に自己嫌悪に陥る、など
「こじらせている」と他人から思われるなんて、イヤですよね、失礼ですもん。とはいえ、これらの特徴に思い当たるなら、手を打つ必要がありますよ。その気になりさえすればファッションは簡単に変えられるので、後は項目1と3の克服が、周囲からの勝手な視線を撥ね退けるカギ。つまり、自分に自信を持っていると思われるコツを掴むのです。
■ 今日から禁句、3つの言葉
筆者がお会いした起業を志す女性たちには、自分に自信を持つ人が多く、次のような言葉を教えて頂きました。
「女性に多い言葉は、「でも」「だって」「どうせ」なんです。私も言わないようにしています」
前述の項目1、3の具体例にも、自己否定あるいは言い訳のつぶやき言葉がフィットするように感じます。例えば、「どうせ自己評価が低いですよ」、「だって」と自己嫌悪に陥る、「でも」と妙な方向に屈折している、という具合に。
「でも」「だって」「どうせ」を言わないようにすることは、自分に自信を持つ最初の一歩なのだと、起業を志す女性の姿を見て確信しました。これらの言葉を口にしそうになった時にはぐっと飲み込み、自分に言い訳しないこと。「こじらせ女子」からの卒業を応援しています。
[執筆:五十嵐 ゆき(キャリアコンサルタント)]
【参考】
※ 『マイナビウーマン』2014年12月11日「あなたの周りにいるリアル「こじらせ女子」!「こじらせ女子」の特徴3つ「自分に自信がない」」
※ 写真:(c)konstantynov / 123RF.COM、本文とは関係ありません