12月の風物詩といえば「年末大掃除」。しかし、仕事と子育ての両立で毎日が綱渡りのワーキングマザーには頭の痛い問題です。本コラムでは、この問題を解決し、清々しい気持ちで新年を迎えるためのヒントをお伝えします。
■ 快適な空間を取り戻したいあなたには、「シルバー人材センター」がおス
スメ
ワーキングマザーの中には「掃除しなくても、ほこりでは死なないわよ!」と豪語される方もいらっしゃいますが、部屋の汚れに比例して気分は憂鬱になってくるもの。お金はあまりかけたくないけど、“部屋をまともな状態”に復元したい、というあなたには、地方自治体の「シルバー人材センター」の活用をおススメします。民間の「家事代行サービス」のような本格的な大掃除は期待できませんが、地元のシニアの方に格安料金でお部屋をきれいにしてもらうことができますよ。
■ ぴかぴかの気分になりたいあなたには、「家事代行サービス」がおススメ
油まみれのレンジフードや、水垢だらけのお風呂をどうにかしたい! というあなたには、民間の「家事代行サービス」をおススメします。掃除のプロが専用の洗剤や清掃器具を持参して、普段自分では掃除しない場所をピカピカになるまで掃除してくれます。金額はレンジフード、お風呂、キッチンなどのエリアごとに通常1万円以上かかりますが、お掃除のクオリティーの高さを考えると納得されると思います。
■「年末=大掃除」の呪縛から自分を解放するのも手!
年配の方ほど、年末大掃除の慣習を守られているように感じますが、年末だからといって大掃除しなくてはならない、という決まりはありません。短い年末年始の冬季休暇は大掃除に悩まされることなく、旅行に行ったり、家族とゆっくり過ごそう、と割り切るのも一つの手です。なんといっても、年末は慌ただしい時期ですし、水温も低く、合理的に考えると大掃除には不向きです。どうしても大掃除が気になる人は、年が明けて新年のリズムが整ったタイミングや、春や秋の快適な時期にまとめてやるのも良いのではないでしょうか。
いかがでしたか? 自分に合ったやり方で、年末大掃除を乗り切りたいですね!
[執筆:椎葉 怜子(働き方コンサルタント/キャリアカウンセラー)]
※ 写真:monzenmachi / PIXTA、本文とは関係ありません