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「赤ちゃんを連れまわして」ママが外出恐怖症になる時
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「赤ちゃんを連れまわして」ママが外出恐怖症になる時

子どもが生まれると、ママは育児のみならず家事に仕事にと毎日目まぐるしいですよね。毎日毎日お疲れ様です。さて、低月齢の赤ちゃんがいるからと言って、毎日の生活は待ってくれません。赤ちゃんを連れて銀行やスーパーに行く時もあれば、電車に乗る時もあります。小さな赤ちゃんを連れての外出時、周囲からの雑音に傷つき、外出が恐怖になるママもいるのです。産後ママのサポートコーチの筆者を訪れたA子さんもそのうちの1人です。

 

■ 「こんなに小さな赤ちゃんを連れまわして」

生後2か月の赤ちゃんを連れてスーパーに買い物に出かけたA子さんの例です。「こんなに小さな赤ちゃんを連れまわしてかわいそうに」と見知らぬ年配の女性から突然言われたのです。突然の事で、悲しいやら悔しいやらショックやら、言葉が出てこなかったA子さんでした。夕食の買い物に行っただけなのに、なぜそんな事まで言われなくてはならないのか。見知らぬ女性から母親失格と言われたような気がして、深く傷つき外出することが恐怖になってしまいました。

 

■ 頼んでもいないアドバイスや、余計な一言は不快

人は頼んでもいないアドバイスや、余計なひと言を不快と思うものです。ですので、このような言葉を不快と思うのは当然のこと。A子さんの赤ちゃんは、生後一カ月検診も受けて、医者の外出許可も得ているのです。素人が口をはさむことではないですよね。

この例のように、「こんな小さな赤ちゃんを連れまわして、かわいそうに」と周囲に言われて、嫌な思いをしたママも多いのではないでしょうか? ママを傷つけて萎縮させる言葉は控えてほしいもの。試行錯誤して子育てをしている時に、周囲からの雑音は耳障りですよね。

 

あなたがもし、周囲の雑音に傷つき苦しんでいるのなら、カウンセラーにあなたの話を聞いてもらうことが一番の解決方法です。カウンセリングでは、批判も、望まない助言もありません。あなたの感情を受容して共感することで、あなたの傷ついた心もきっと癒えてきます。

[執筆:久保木 惠子(産後ママのサポートコーチ)]

 

【参考】
※文中の事例は、相談者様の同意を頂いたうえで紹介しています。

※執筆者:久保木恵子(産後ママのためのサポートコーチ)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちの相談にのっている。一児の母。

※写真:PIXTA、本文とは関係ありません

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