新年、目標や計画を立てようと思っている人も多いと思います。ぜひ早いうちに考えていきましょう。今回はそんなときに役立つ方法をご紹介します。
■ ビジュアライズ(視覚化)しよう
目標や計画は、難しく考えず、楽しみながら作るのがお勧めです。まず1年以内でなくてよいので、「○年後にやりたいこと」「到達したいこと」「夢」を考えてみましょう。
「3年後の自分はどうなっていたいか?」と時間軸から考えてもOKです。仕事、家庭、趣味や好きなこと、収入、友人関係、などいろんな面から出してみましょう。
それが決まったら、ビジュアライズ、つまり視覚化しましょう。大きな模造紙や、スケッチブックなどの紙を用意して、「○年後の自分」のテーマでこうなっていたい目標や夢を色鮮やかなペンで自由に描いてみてください。
絵が好きな人は絵で描くのもよいですし、「こんなところに行きたい」「こんな仕事をしていたい」などがイメージできるような写真を、雑誌から切り取って貼り付けてコラージュにするのもよいでしょう。特に規則はありません。自分で「これがいいな」と思う素敵な写真を探して好きな形に切って好きなように貼り付けたり、きれいな色でやりたいことを書いたりするだけですので、自由に楽しんで行ってください。
これは、自分の願望や目標を「視覚化」するという手法です。頭の中に漠然とあるよりも、目で見える形にすることで、よりはっきりと自分の脳の記憶の中に保存していくことができます。
■ 行う必要があることと、手放すことを決める
次にその目標に向かうために、実際何をいつ行う必要があるのか、計画を立てていきましょう。やる必要がある、と思うことを全部リストに書き出してみてください。
逆に「今はついついやってしまっているけれど、必要ない、無駄だ」と思うことがあれば、それも書き出してみましょう。整理したら、これもカラフルなペンで書いておくのもよいですね。そして、「すぐに始めること」をまず決め、行動しましょう。
■ 常に見て思い出すようにする
最後に大切なことは、夢や目標を書いた紙や計画、手放しを書いた紙を部屋の壁に貼るなど、たびたび見て思い出せる所に置いておくこと! 何度も見ることで、あなたの脳は「未来にこんなことが起こるんだな」と決まった路線としてインプットしていくことができます。今年ぜひ楽しみながら試してみてはいかがでしょうか?
[執筆:渡部 幸(コーチ/キャリアコンサルタント)]
※ 写真:lzf / PIXTA、本文とは関係ありません