今年は例年より早く春がやってきました! 年度の変わり目ということもあって、世の中もちょっぴり慌ただしいこの季節。みなさんはそんな世の中のスピードに飲み込まれていませんか? 今回はちょっと立ち止まって、日ごろの行動を振り返ってみたいと思います。
突然ですが、あなたの周りにこんな人はいませんか?
- いつもバタバタしていて、ゆとりがなさそうな人
- 会話でもメールでも、いつも「忙しい」を連発している人
- スマートフォンのアラート機能を多用している人
- 手帳術にこだわりすぎている人
「これって私のことだな…」、「まるで●●さんみたい…」。案外、身近なところにちらほらいるのではないでしょうか。
■無意識のうちに発症している!? ToDo病
このように常にバタバタと慌ただしい状態の人を、私は“ToDo病患者さん”と呼んでいます。意外かもしれませんが、ToDo病はアンテナ感度が高く、前向きな人ほど陥りやすいように感じています。こうした人はどん欲さのあまり、やりたいことをリストアップしすぎる傾向が強いのです。自分では予定やタスクを「見える化」しタイムマネジメントしているつもりでも、限られた時間の枠の中に詰め込み過ぎてしまってはキャパシティを超えてしまいます。ToDoに振り回されて疲弊してしまっては元も子もありませんし、ToDoを作ること自体が仕事になってしまっては本末転倒です。
■ToDo病の回避術はコレ!
- リストアップに時間をかけない
- 「やらねば!」と力まず「やれたらいいな」と軽く考える
- 1日、1週間に予定を詰め込みすぎず、1ヶ月単位でできることはざっくりと後回しにする
ToDoはあくまで作業を見える化するメモ。時間をかけずにサクっと終わらせましょう。リストが多すぎると達成状況が気になってしまったり、追いつめられてバタバタしてきてしまうので、「やれたらいいな」と楽観的に構えておくといいでしょう。締切や納期があるものはもちろん最優先するとして、それ以外のことはあまり神経質にならないようにするのがポイントです。
■ ToDo病かな? と感じたら…
- やれなかったことに悔まず、やれたことに対して「今日はコレが出来た!」と達成感を楽しむようにする
- リストアップが必要なら重要度別に簡単に仕分けし、最も重要なものしかやらない
- 思い切って1週間リストを見ないで過ごしてみる
達成できたことをきちんと喜ぶことで、自然と他のことへのモチベーションも高まります。「出来ない、出来ない」とマイナスの暗示をかけず、「やりたかったことが出来てラッキー!」とプラス思考で喜ぶゆとりをもちましょう。納期などに縛られていない時は、あえてToDoのリスト化や手帳管理から離れてみるのもおすすめです。
いかがでしたか?
恋や家庭などのプライベートに、仕事にと忙しい現代女性。ワークライフバランスを意識しすぎるあまりオーバーワークになっているケースが多いように感じています。慢性疲労を感じているなら、一度todoリストやスケジュール帳を見直してみることをおすすめします。自分自身を追い込みすぎないタイムマネジメントを心がけれるといいですね!
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