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コロナ禍でテレワーク、生産性をあげるコツは2つ!
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コロナ禍でテレワーク、生産性をあげるコツは2つ!

コロナ禍でテレワークに移行している方も多いと思います。テレワークはいかがですか?「通勤ラッシュがないので、楽」「洋服を選ばなくていいし、会議のある時だけ化粧をすればいいので楽」など肯定的な意見も聞こえてくる一方で、「仕事の区切りが難しい」「仕事をスタートさせるまで時間がかかってしまう」などと、テレワークならではの課題を抱える方もいます。筆者は日頃から在宅ワークですが、自宅で仕事をするコツを聞いてくるクライアントさんも多く、今回はそのコツについて皆さんと共有していきます。

 

■1. 仕事を開始するまでのルーチンを決めておく

まず第一に、仕事をスタートさせるまでの「ルーチン」を決めておくことです。ルーチンとは、決まりきった動作や行動を取ること。これはトップアスリートがよく用いる手法です。例えば、野球のイチロー選手は、ネクストバッターズサークルからバッターボックスで構えるまで、入念なルーチンをこなすことで知られています。ユニフォームの袖をつまむ、ピッチャーに向けてバットを立てるなど、同じ一連の動作を行うことで、安定した結果を生み出すのです。

これを活用しない手はないでしょう。例えば、毎朝同じ音楽をかけて、机の上にある書類や本を整理し、机を右手で拭く。コーヒーを淹れて、机の右側にコースターを置いてコーヒーを置く。音楽を消して仕事を始める。自分の心地よいと感じるルーチンを構築し、これを毎日繰り返すことで、自分自身が自然と仕事モードに入っていくのです。

 

■2. 毎朝散歩をする

そして、体も整えていくことをお忘れなく。仕事に入る前に散歩をすることをお勧めします。太陽の光は体内物質セロトニンを生み出します。セロトニンは、分泌されることにより、精神を安定させ、幸福を感じやすくする効果があるため、別名「幸せホルモン」と呼ばれることも。これは、うつ病予防に役立つ物質としても知られていますね。太陽の光を浴びて、セロトニンが生成されると自然と気持ちも安定してきます。更に、散歩をすることで、体中の血液が循環し脳もすっきりしてくるので、仕事も効率よく集中できます。まさに、心と体は繋がっているのですね。

いかがですか? このように、ちょっとした工夫でテレワークも快適に行うこともできます。まずは自分のルーチンを決めてみることからスタートしてみましょう。仕事前の散歩も広義の意味ではルーチンの一部です。あなたの心と体と環境を整えて、テレワークを楽しんでくださいね。

(写真:kouta / PIXTA、本文とは直接関係ありません)

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