■ 彼はマザコンかどうか、実は気になる?!
6月は結婚式の季節。お友達の結婚式に出席して「そろそろ私も」と考える方もいらっしゃることでしょう。そこで気になるのが、彼のご両親のことではないでしょうか。特にお母様は気になる存在です。彼に対して執着していたとしたら結婚後も大変そうだし、彼のマザコン度が強かったら付き合いがややこしくなりそうだからです。
今回は、ご両親との初対面で見る意外なポイントをお伝えします。
■ まず見るのは、彼とお父さんとの関係?!
まずは、彼とお父さんとの関係を見てみましょう。同性である父親は、息子にとって社会人として、男性としてのお手本です。父親の言動を真似しながら成長し、父を超えようとしてきました。それは理想的な男性の成長過程です。将来の彼の姿を想像できる存在ですよね。
一方でサイモンズ式分類によると、父親があまりに厳格、過保護、放任等の場合は、その息子は神経質、依存度が強い、劣等感が強い、などの性格が形成されると言われています。
お父さんに彼が子供だった頃の話をさりげなく聞きながら、父子のやりとりを観察してみるのも良いと思います。
■ 家庭の中でお父さんの立場はどうだった?
彼が子供の頃の、お父さんとの思い出はどのようなものでしたか?家族の中でお父さんはどう見られていたのでしょうか?もし、家のことはお母さんに任せっきりだったという場合や、今でも仕事ばかりで家のことはよくわからないという場合は、家庭内における母と子供の結びつきがとても強いと考えられます。言い換えると、父親と母親のパイプよりも、母親と子供とのパイプの方が強いということです。
■ 夫婦円満が息子の結婚にも大きく影響する
お母さんが彼に対して執着したり、彼がマザコンだったりする背景には、彼とお父さんとの関係、彼のご両親の夫婦関係が強く影響しているのです。彼のご両親の夫婦関係がしっかりしたものであれば、快く息子の自立を応援してくれることでしょう。けれども、家庭の中で父の存在が薄く、母と息子との関係が強かった場合は、あなたが彼と結婚した後も息子である彼に関わろうとしてくることが考えられます。
彼とはどのような結婚生活になりそうか、イメージするためのヒントは「彼のお父さん」なのです。
【参考】
※サイモンズ式分類:親の養育態度を「拒否―保護」「支配―服従」の2つの軸の組み合わせから「厳格型」「過保護型」「無視型」「溺愛型」の4つに分類した考え方