実家から母親がGWにやってくる

ゴールデンウイークは、旅行の計画を立てるなど今から楽しみにしている人は多いはず。一方で、毎年GWは気が重いという人も。というのは、地方に暮らす母親が休みを利用して、一人暮らしの娘宅にやってくるケースがあり、今から憂鬱という人もいるのです。

母娘関係改善カウンセリングを行っている筆者のところにはこの時期、そうした相談が寄せられる傾向があります。

都内の大手企業に勤めるD子さん(29歳)は、毎年GWは仕事があると偽り帰省しませんでした。何かと衝突する母親と顔を合わせたくなかったからです。ところが、そのうちに母親が休みを利用して上京するようになりました。最初のうちこそ親孝行と思い東京見物に連れて行ったものの、3日もすれば限界に。そうして口喧嘩が始まり母親は日程を繰り上げ帰省するのですが、翌年のGWには何もなかったかのようにやって来るのです。

D子さんにとって一番苦痛なのは四六時中聞かされる母親の小言や愚痴です。「早く結婚してほしい」に始まり父親の愚痴が続きます。さらに不愉快なのは、母親が勝手に日記などを探して彼氏がいないか詮索している形跡があることです。D子さんはそんな母親にイライラが募る一方、短期間なのだからせめて親孝行しなければという義務感で疲れてしまうのです。

 

■ 母親との衝突を避けてGWをのりきる方法は?

D子さんのように思い悩むケースは決して少ないわけではありません。そこで同じような状況にある場合は、母親と過ごすGW、いかに衝突を防ぐか対応策を練っておきましょう。まずはGWを二つに分け前半は親孝行のためのスケジュールをたてます。この期間は、母親の外出にも付き合いましょう。後半はなるべく母親に一人で外出してもらうよう促し、二人一緒の時間を減らすようにして、衝突を避けるようにします。

「せっかく上京した時ぐらいなるべく母親の言う事を聞いてあげよう」と我慢すると、どうしてもストレスがたまりそれが衝突の原因に。前半、たっぷり親孝行したと思えば、義務感や母親を一人にさせる罪悪感に縛られることなく、そんな自分にも納得ができるのです。

[執筆:真香(母娘関係改善カウンセラー), 2015年4月29日]

 

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