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「男の妊活」を映画に学ぶ! 生き方バイブル【後編】
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「男の妊活」を映画に学ぶ! 生き方バイブル【後編】

前編では、ハリウッド映画に学ぶ、「男の妊活」についてご紹介しました。

それらを踏まえて後編では、日本における妊活の実情を把握すべく、男性視点での妊活(※1)をメインに取材。その中で見えてきた“幸せな妊活の秘訣”に迫ります!

 

■男の妊活体験談より(※2)

・彼女は僕より6歳年上の32歳。結婚を視野に交際しています。ふたりとも早く子どもが欲しいので、結婚を約束した上で妊活をスタートさせました。周囲からは「順番が逆なのでは?」と言われたこともありますが、僕らとしてはそうは思いませんね。(26歳 会社員 男性)

・妊活期間は約半年。2度目の人工授精(※3)で第一子が誕生しました。タイミング療法中は特に精神的なプレッシャーがありましたが、妊娠が分かると一安心。妊活したおかげで命の尊さを知り、より積極的に育児に関わろうという気持ちが芽生えました。(35歳 会社員 男性)

・結婚3年目のとき、当時34歳だった妻が検査のため病院へ。医者から「旦那さんも一度検査を」と言われたらしいのですが、どうしても抵抗があり断り続けました。1年経ってようやく重い腰を上げ検査すると、「精子がほとんどない」ことが判明。妻はこの時点で36歳。彼女に大きな異常はなかったので「こんなことならもっと早く検査すべきだった」と猛反省しました。幸いなことに昨年、顕微授精(※4)で第一子が産まれほっとしています。(39歳 自営業 男性)

・私の排卵障害が原因でなかなか子どもに恵まれず、排卵誘発のお薬と注射で治療しています。子どもが大好きな夫には本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。でも彼は「君の不妊治療じゃなくふたりの不妊治療なんだから!」と励ましてくれます。試練を乗り越えたふたりなら、子どもができてもきっと最高のパパ&ママになれると思います!(30歳 派遣社員 女性)

いかがでしたか?
ほんの数例ですが、カップルの数だけ人生のドラマがありますよね。中には「妊活」というライトな言葉では語り尽くせない、不妊治療の厳しい現実も…。

 

■取材で判明! 「幸せな妊活の秘訣」とは!?

確かに、妊活には厳しい側面が多々あります。でもその反面、人生に新しい価値観を与えてくれたり、人間的に成長させてくれたりという素晴らしい面もあります。そして何より夫婦を太く固いパイプで結んでくれるのです。
実際に「妊活を通して絆が深まった」とおっしゃるカップルがとても多くいらっしゃいます。彼らに共通するのは妊娠を決してゴールだと考えない点。あくまで通過点、そしてスタート地点であるととらえています。「妊娠しなかったから自分たちは不幸」…そんな風に考えていてはその後のふたりの人生はつまらないですもんね。こうしたポジティブさこそ、幸せな妊活の秘訣だと思います。

 

今回ご紹介した映画『恋愛だけじゃダメかしら?』は、まさにそうした魅力的なカップルが複数登場します。シングルの方や未妊の方にもぜひ観てほしい映画です!

 

【関連記事】

※「「男の妊活」を映画に学ぶ! 生き方バイブル【前編】」

 

【参考】

(※1) ここでいう妊活とは、不妊治療を含めた妊娠に向けての取り組みを指します

(※2) 妊きゃりセミナーまたはこれに付随する取材(2012年12月〜2013年2月)より

(※3) 精子を子宮内に直接注入し、卵子と精子が出会う確率を高める不妊治療法(AIH)

(※4) 体外受精(IVF)の1種で、体外において精子を直接卵子に注入する方法(ICSI)

※妊活net

※映画「恋愛だけじゃダメかしら」公式サイト

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